中高年の「学び直し」再び!

中高年の「学び直し」再び!

以前、NHKのEテレ「団塊スタイル」では、団塊世代の学び直しについて特集していました。ご覧になられた方もいるかと思います。

 団塊世代や、それ以上の年代の人達が実に楽しそうに、そして学び直しの喜びを語っていました。中高年になってから「学び直す」ことがいかに楽しいか、実感できたかと思います。
 では、何のために学び直すのでしょうか?

1、 教養を身につけるため
2、 趣味や得意な分野についてもっと深く学び充実させたい
3、 興味関心のある分野を学び地域活動や、ボランティア活動等で活かしたい
4、 新しいことを学ぶことで、新たな知識を身に付け実生活でも活かしたい
5、 自分のこれからの人生において役に立つと思えることは、何でも学んでみたい
6、 社会的居場所として、学びの場を活かしたい。

人それぞれ、目的は違っていても「学ぶ」気持ちは皆同じですね。

中には、時間がたっぷりあるので、TVの前で座っているよりも、何か学ぼうかと?
暇な時間を、実りある時間に変換しようかと?
ボケ防止に、頭の体操になるからと。このような方もいるかもしれません。

また、講座等に行くと、同じことを学ぶ友達などが出来て、コミュニケーションが出来ることがうれしいという方もいると思います。
中高年になって学ぶ仲間!年齢は違っていても、ある種の“同級生”ってことです。

学ぶ仲間が出来ると、ますます楽しくなって、学ぶ=楽しみ=充実=喜び=そしてまた学び・・・と、人生のサイクルが嬉しいようにうまく回り始めて、おまけに知識や教養、専門性等も身について行きます。

何で今まで学び直そうとしなかったのか?と、いまさらながら気がつくはずです。
でも、何ら遅くはありません、いつでも学び直しは始められるからです。
そして、学び直しを始めるには偏差値はありません(笑)。

”学ぶ“というと、ついつい辛い勉強を思い出して、尻ごみをしてしまいがちです。
中高年の学びには、原則宿題も試験もありません、成績表も付きません。

 そんなこと言っても、いまさら学ぶなんて?そのように思う方も多くいるかと思います。
もちろん、学ぼうとするか、学ぼうとしないかは人それぞれ。どちらが良いか、悪いかというものでもありません。強制するものでもありません。人それぞれで良いと思います。

 ただ言えることは、人生90年時代、時間はたっぷりあります。
今から何かを学ぼうとするなら、時間をかければ何だってそれなりのものになります。
そして、人生90年時代を生きて行く知恵や知識は自分の人生そのものです!
 自分自身のための“学び”なのです!
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定年退職者のスケジュール

定年退職者のスケジュール!

定年退職者向けのセミナーでは、「あなたの一週間のスケジュールを、1時間毎に記入してみましょう」
と書かされる作業(ワーク)がよくあります。

そして結果は、大半の人がスケジュールを埋めることができない。少しは埋めれても、空白がほとんどで、
「さて、何をすればいいんだ?」と、考え込んでしまうようです。

定年退職後数年した先輩の話です。

「朝起きて、1時間ほど散歩(ウオーキング)に行く。帰ってきて、朝食後新聞をすみからすみまで
しっかりと読む。その後TV見たりしながら、午後はスポーツジムへ行く。2時間ほど体を動かし、
家に戻ってもまだ時間がある。そこで、もう一度1時間ほどの散歩に出るしかない。それでやっと夕方。
夕方から夜寝るまで、タップリ時間が残っている。本でも読むか、TVもつまらないし・・・・
こんな日が毎日、毎月、何年も続くのだよ」と。

5つの「定年基礎力」では、趣味、居場所、仲間、役立ち感、キャリアデザインを示しました。
このような場合、家庭以外に心地よく楽しめる「”居場所”があるかないか」がとても重要に
なってきます。


”居場所”を起点に、仲間に出会い、趣味も見つかり、役立ち感が育ち、自らキャリアデザインできる
力を養うことにつながっていくことが可能になるでしょう。


スケジュールが埋まらない、空白だらけ?で、あったら、
まず一歩を踏み出し、どこかの扉を開けてみることから始めましょう。
地域の団体、サークルの会、市民大学などの勉強会・・・自分が少しでも興味を持った分野から!

スケジュールが少しでも埋まっていく・・・こうして社会的つながりを作っていく作業・・・・
定年退職者の乗り越えていく課題ではないでしょうか?

定年退職者たちは何処へ?

定年退職者たちは何処へ?
先日の土曜日、津市で三重の食、物、情報などを一堂に集めた地域イベントがありました。
所属NPOが『伊勢おやき』の無料試食会を兼ねて、イベントに出店しました。
もちろん”食”のブースです。

多くの中高年齢者の方が会場に詰めかけ、試食会は大好評のうちに終了しました。
中高年齢者の方だけでなく、もっと若い人たち、子供連れの方もたくさん来られました。

イベント会場(私たちのブースおよびその近辺)での多くの中高年齢者の方たちはほとんど女性です。
いわゆる、女性連れです。男性はほとんど見られません。
もう少し年をとった高齢者の方たちは(70歳からそれ以上)、むしろ夫婦連れが多く見られました。

そこで見たことは、60代とおぼしき男性は、ほとんど見かけなかったということです。
定年退職したばかりの方、あるいは定年退職後数年経ったばかりの方たちは、
いったい何処にいるのでしょうか?、何処に行ったのでしょうか?


まだ60代、雇用延長して仕事中でしょうか?仕事が忙しく、休日の土曜日は自宅でゆっくり、でしょうか?
それなら、仕事も、休暇も必要です。

もしそうでないとしたら、定年退職者たちは何処へ?

定年後も地域でいきいき活動して過ごそうと思えば、趣味や、居場所や、仲間づくりや、役立ち感や、
自らのこれからをキャリアデザインする力が必要です。
地域で多くの60代の定年退職者がいきいき活動
する姿を見ることがなかったので、いろいろ考えてみました。

そして、中高年齢者は、これからますます想定外変化が起こる時代、いかに”柔軟性”、かつ”楽観性”
”行動性”を持ち合わせていないと、楽しく生きていけなくなる時代になるのではないでしょうか。



中年の危機と生涯発達

中年の危機と生涯発達

先日、ある会合のミニレクチャーで「キャリアの生涯発達~中年の危機を乗り越え・・・~」
の話をさせていただきました。

激しい周りの環境の変化や、高齢化・長寿化により将来的に自らのライフサイクルを考え直す必要が
生じたり、刻々と変わる社会の変化の中で人々の価値観も多様性を帯びている。

こうした中で、中年の危機を契機に、あるいは定年退職を契機に、自分自身のアイデンティティ
(自分とは何か)を問い直す人たちが多くみられるようになってきた。

危機は、「転機」であり「好機」でもあると考えれば、中年の危機や定年退職期は自分自身
アイデンティティを問い直すための絶好の機会であるともいえる。


自分らしい生き方とは何か?

人生の岐路に立った都度、自らのアイデンティティを模索しながら、これを好機ととらえ自らの生き方を
主体的に考えること、そしてこれを繰り返していくことで、キャリアの生涯発達につながっていくのでは
ないだろうか。


高齢社会において、定年退職者たちは、これからも自らのアイデンティティの問い直しと向き合いながら
生きていくことになるだろう。
プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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