定年退職者OB会取りまとめ窓口担当者の話し??

定年退職者OB会取りまとめ窓口担当者の話し??

あるひとが、現役時代に定年退職者のOB会の取りまとめの窓口を
長く担当していたそうです。そして、多くの定年退職者がOB会に
参加してくる姿や言動などをいろんな角度から観察していたそうです。

年に1回あるOB会でいろんなOBを目の当たりにして思ったことは、
現役時代威張っていた人(地位も仕事の上でも)が意外と元気がなく、
逆に現役時代にあまりパッとしなかった人(地位も仕事ぶりも)が、
活発で元気があると、話をしてくれました。

これは、一つの見方であって、必ずしも皆さんがそうであることは
ないと思います。一方で、そのように見えなくもないことも事実の
ようです。

そのことを彼は、「定年後にいきいきと生きていくための能力やスキルは、
会社で仕事をしていた時に発揮されていた会社時代の能力やスキルとは
全く異なる能力とスキルなのですね」と、話してくれました。


ここでも、定年退職者は今までの会社時代に発揮されていた能力やスキルから、
定年後に地域で生きていくために必要な能力やスキルを新たに身につけたり、
転換をしていかないと、定年後に地域で元気よく生きていくことができない
のかもしれません。

このOB会窓口担当は、自分が多くの定年退職者の人たちをOB会で見てきた
ことを自らの定年後のキャリア現場学習として捉え、「自分なら、どう生きるか」
の多くのヒントが得られたと話してくれました。


そうして、彼は現役時代から定年後の生き方を早くから意識し考え、必要な行動
を起こした結果、自らが定年退職となったあとは地域でいきいき活動しています。

定年退職者のOB会の窓口を担当させてもらって「役得だった!」そうです!

定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」。
あなたの「定年基礎力」を考え、そして見つけて下さい!!
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会社の定年退職者OB会では?

会社の定年退職者OB会では?

会社では、人事部主催などで定年退職者のOB会が行われます。
年に1回のOB会を楽しみにしている退職者は多くいます。

長年勤めた会社の仲間と再会できる。
最新の会社の情報が気になる。
特に会社の人事情報等は最大の話題になる。
そのようなことを期待して、参加するのではないでしょうか?

定年退職者のOB会には、現役時代の序列や役職がそのまま持ち込まれる
場合がほとんどです。現役時代に高い地位や役職にいた人ほど居心地が良い
のがこの定年退職者のOB会です。


家庭や地域では何もすることがなく元気もないにもかかわらず、OB会になると
人一倍元気になる人もいます。

ある面、いつまでも会社離れができないということも言えるでしょう。

財閥系の大手企業や大手銀行・商社などは「○○倶楽部」とか「○○会館」
とかの現役もOBも利用できるサロンや会食ができる施設を持っています。
これらの施設にしょっちゅう集まってはOB談義にふけるOBの人たちも、
会社離れがなかなかできない人たちであるように思います。

一方で、定年後は地域の活動したり、趣味のサークル活動に忙しいOBの
人たちは、会社主催のOB会に行くよりも、あるいはOBが集まる施設に
行くよりは、地域活動や趣味の活動が楽しくて、会社のOB会やサロンには
あまり顔を出さないとも聞きます。


今現在の、地域の活動や趣味のサークルの集まりのほうが楽しいからですね。

この人たちは、すっかり会社離れが出来て地域に溶け込んでいるように思います。
そして、現役時代の序列や地位や役職とは全く関係ない元気さと、自由闊達な
雰囲気を持っています。会社離れができている人たちですね。


どちらが良いのか、悪いのか、ということではありません。

定年退職後の自身のアイデンティティを、会社に置いたままにしているのか。
それとも、定年退職後の自由人として、地域人としての自身にアイデンティティ
を置いているのかということです。

言い換えれば、会社離れが出来ているのか、出来ていないのかということですね。

少なくと、定年退職後は地域に何らかの居場所を見つけ、地域人として
生きていこうと思うのであれば、一日も早く会社離れをすることこそが、
地域でいきいき過ごすための近道になるのではないでしょうか?

あなたは、どちらですか?
良く考えてみて下さい。

あなたが描くセカンドステージは、どのようなものにしたいのですか??

会社では部長が務まって、定年後に地元で自治会長が務まるのか?

会社では部長が務まって、定年後に地元で自治会長が務まるのか?

「会社では部長が務まって、地元では自治会長が務まらないとしたら、
最悪である」と、神戸大学大学院の金井壽宏教授が本に書いていました。

そこで、私なりに考えてみました。
会社ではマネージャーだった。
何人、何十人の部下を率いていた。
プロジェクトチームをまとめていた。

そのようなあなたは、どのようにして地域の諸団体を取りまとめ、率いて
いくのでしょうか?

会社で役職が務まったとしても、地域の諸活動団体で役職が務まるかというと、
そんなに簡単には行きません。

理由は、会社は組織で動くタテ社会。
それに対して、地域の諸活動団体は組織といっても会社のようなタテ社会ではなく、
横のつながりを重視したヨコ社会なのです。


ところが会社人間はタテ社会の経験しかないので、どうやってヨコ社会の組織に
接していけばいいのかが、実は全くわからないのです。

サラリーマンは約40年間、会社組織のタテ社会でしか物事を考えることしか
してきませんでした。いまさら、タテ社会ではなくヨコ社会で物事を考えよ!
といわれても、上手く出来るわけがありません。


ついついタテ社会で組織を見てしまうのですね。
頑張れば頑張るほど、不都合がでてきて、どんどん上手くいかなくなって
しまうのですね。

定年退職者は定年後に地域に出たら、今までの会社時代の考え方をリセットして
新しく出直すくらいの気もちで取り組まないと、上手くいかないのかも知れません。


新しく出直すくらいの気持ちで・・・これも勇気のいることですね。

会社では部長が務まって、定年後に地元で自治会長が務まるのか?
あなたも、考えてみてください!
あなたは、いかがでしょうか?
プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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