定年退職したら、ごきげんに!!

定年退職したら、ごきげんに!!

柏木恵子さんの『大人が育つ条件~発達心理学から考える~』の中で、
「自分の人生を回想する語りの中で現れる感情体験を、喜び、楽しさなど
肯定的感情と、悲しみ、苦しみ、嫉妬など否定的感情に分けてみますと、
加齢とともに否定的感情の語りは少なくなり、肯定的感情について多くを
語るようになってきます。
この変化は程度の差はあれ、日米に共通して
見られます。」と書かれています。

また、「高齢者は自分史を語るインタビューの中で、異口同音に『50歳を過ぎた
頃から人の気持ちがわかるようになり、自身の怒りや恨みなどの否定的感情を
制御できるようになった』と述べています。」(守屋2003)

「このような加齢に伴う変化には、自分の人生の持ち時間を意識することも
与っています。そう長くはない自分の未来を意味ある心地よいものにしたい
との感情の自己規制です。」と

このように、人間は年をとればとるほど“肯定的感情”が増えてくるようです。

であれば、定年退職をいかに“肯定的”に捉えることができるかが大切に
なってきます。


私の研究でも、定年退職を好機でもあるかのように“肯定的”に迎えた人は、
定年退職後の生活も肯定的に考えています。


このような肯定的な感情から、その後の地域活動や社会貢献活動、あるいは
趣味を活かしたり特技を活かしたり、そして何らかの仕事(報酬の有無を問わない)
に就いたりしていることが分かっています。

これから定年を迎える人達には特に定年退職をどのように捉えるか?
自分自身の過去の棚卸から見えてくる未来(定年退職後)を“肯定的”に
とらえられるような何かを探してみて下さい。


肯定的に考えるのか、否定的に考えるのか、自分次第です!!

肯定的なものを見つけられれば、そのひとなりの定年退職後の人生は
意味のある心地よい人生になっていくことでしょう!!


※ご質問・ご意見等はこちらへ ⇒ runnermori@m6.cty-net.ne.jp
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定年退職後は“積極的余暇”を!

定年退職後は“積極的余暇”を!

一昔前に“余暇”というと「働いていない時間」「怠けている時間」など、
何か悪いことやサボっていることのように思われることが多かったような
気がします。特に現役サラリーマン時代はそうでしたね。
何かバツが悪いような。

でも、“余暇”があればいい・・どんなにかうれしいか・・と、現役サラリーマン
時代には忙しい仕事をしながらも追い求めたのが“余暇”でした。

定年退職してしまうと、今度は“余暇”だらけ。
ひところは「毎日が日曜日」とか「サンデー毎日」とかいわれたものです。

“余暇”が多すぎて、何かすることや仕事をしていないと・・・。
ここでも「働いていない・・・」「怠けている・・・」と現役時代と
同じように何か悪いことやサボっていることのように思ってしまいます。

サラリーマンの習性でしょうか?

それでは、“余暇”を「人生を豊かにする時間」「自由に積極的に活用すべき時間」
というような前向きに、人生をいきいきと過ごすために必要なことと考えてみては
いかがでしょうか?


余暇に意味を持たせるのです。
そのためには、余暇をどのような余暇にするかです。

定年退職後こそ“積極的余暇”を実現させる絶好のチャンスです!
では、“積極的余暇”ってどうすればいいのでしょうか?

疲れたゆっくりする、TV見ながら一日をのんびりした、孫の相手で楽しかった。
これらも立派な余暇の楽しみ方に変わりはありませんが、もう少し継続しながら
余暇が楽しめることや、余暇の幅が広がり積極的に楽しめるような余暇を考えて
見たいですね。

スポーツや運動をする、水泳・ランニングやウオーキングや街散策。
目的を持った旅行、目的を持った勉強や読書、目的を持った運動。
趣味や特技にまで発展させれそうな余暇。

私の知人の何人かは旧街道を休日ごとに歩いています。
街道の起点から終点まで。一つの街道を完歩すれば、次の街道へ。
達成感が次につながり、歩くことを通して次の楽しみ方を見つけているようです。

何も歩くことを薦めているわけではありませんが、積極的余暇を考える
ヒントにはなるのではないでしょうか?

ただの余暇から、“積極的余暇”へ!!
定年退職前後から考えることで、
定年後も良い過ごし方ができるのではないでしょうか!!

             (※参考『団塊世代の余暇革新』(瀬沼克彰2008))

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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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