定年後直ぐに仕事から退くか、次第に退くか?

定年後直ぐに仕事から退くか、次第に退くか?・・・どう違うのでしょうか?

今は、定年後直ぐに仕事(現役時代の仕事)から退く人は少なく、
責任のゆるくなった仕事を経ながら徐々に退く形が多くなっています。

どちらが良いのかは別として、徐々に仕事から退くことは定年退職からの
極端な変化や、それに伴うストレスもすくなく理想の定年退職過程のように
思われるかもしれません。

かって、リタイアモラトリアムといういい方もありました。
モラトリアムを経て、ソフトランディングできるので、定年退職による
ショックも少ないというものです。

しかし、“定年退職”は定年退職後の長い人生を見据えた時に
“定年退職”を上手く活用して、これからの高齢期に向かう自分の人生の
キャリアをデザインすることを考えるための絶好の機会になるのです。


徐々に仕事から退くことが、この最大のチャンスを見過ごすことに
なってしまわないか?・・・という心配があります。


レイングは、定年退職者の漸次的な職業活動からの引退を
「「何も問題があるとは考えていない彼」を生み出す要因になるとともに、
定年退職者特有の「形を変えていく」学習のきっかけを摘み、再生あるいは
転生の可能性を減少させる要因にもなるものと思われる」と言っています。
 (『生涯学習しませんか』久保喜邦 より)

さて、定年退職前のあなた、退職後のあなた、どう考えますか?

いずれにしても、定年退職前から定年後のことを考えての準備を
怠ることなく進めていれば、すぐに退くか、次第に退くかに関係なく
定年退職後も迷うことなく人生を新たな気持ちで生きていくことがで
きるのではないでしょうか?


もう一度自分自身の“5つの定年基礎力”を考えてみて下さい!!

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この先、どうやって生きていけばいいのだろうか?

この先、どうやって生きていけばいいのだろうか?

我々凡人だからそのように考えてしまうのでしょうか?
けっしてそうではありません。


『罪びと』(高任和夫)の中にこのような一節がある。

現役バリバリ、地位もお金も名誉も手に入れた中高年が、
「はっきり言うと一生食うに困らないだけの金も出来た。葉山に別荘も持った。
そうそう、ゴルフの会員権なんかは五つか六つ持っている。売るに売れないから
持っているだけで、ゴルフをやる暇なんかない。」
(中略)
「それにな、金や別荘があったって、時間がなければ使いようがない。
唯一の趣味の野球を見に行く暇もない。本だってろくに読んでいない。
俺のような人間はこの先、どうやって生きていけばいいと思う?」
と主人公に問いかけている。(主人公とは大学時代の同級生)

そして、主人公は別れ際にこのように思った。
「細かい霧雨の中を駅に向かって歩きながら、成功と幸福とは別物
なのだろうかと考え続けた」と。


何もかも出来ていないことが多くあるからこそ、人生の後半がある
のではないでしょうか?


主人公は、「人生の後半とは、若いころにやり残したことをやる時期なのだ。
そして、それをやれる者は、まぎれもなく幸福なのではないか」と。


若い頃にやり残したこと、現役時代にやりたかったけどやれなかったこと。
いくつもいくつもあると思います。

それをやってみる、チャレンジしてみることが定年後の目標となっても
いいでしょう!

そして、それらが単発でやったら終わりではなく、継続して出来ることが
良いでしょう。継続してやりながら自分が成長出来たり、楽しく充実して
続けてやっていけるものであれば、幸福につながっていくでしょう!!


・これまでの人生で、やらなかったために 悔やまれるのは?
・友人たちは、どんなことをやってみるべきだと あなたに薦めるか?
・自由になる時間がもっとあれば、どんな使い方 をしたいか?
・どんなことをするのがいちばん楽しいか?

今だからこそ、じっくりと考えてみて下さい!!

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定年退職前後は“変わる勇気”と“捨てる勇気“から!!

定年退職前後は“変わる勇気”と“捨てる勇気“を!!と
『定年が見えてきた女性たちへ』(野村浩子)に書かれています。

定年を意識した時・・・、定年退職になった時・・・、そして
定年後の生き方を見据えた時・・・、さてどうしようかと。

もちろん、これは女性だけでなく男性定年退職者にも言えることです。
定年になれば、もう会社から求められるものは何もありません。
雇用延長になったとしても、会社から求められるものは今までとは違ってきます。

定年になれば、社会から求められるものも“定年退職者”という立場になれば
変わっていきます。いつまでも現役時代の延長線上で物事を考えていては
いけないということですね。

かといって、定年退職して、あるいは雇用延長してすぐに変わる、
そして捨てる等は難しいことです。そう簡単にできることではありませんね。

定年退職前の定年を意識した時から少しずつ何を変えたらいいのか、
何を捨てたら良いのかをよく考えていくことが大切になってきますね。


プライドを変える、捨てる。
肩書きを変える、捨てる。
タテ社会を変える、捨てる。
会社の人とのつながりを変える、捨てる。
等などを、考えてみてはいかがでしょうか?

変えることは、新しい何かに変わることでもあります。
捨てることは、新しい何かを拾うことでもあります。


何かに変わることや何かを拾うことを地道にやっていくことが
定年退職後の生き方やセカンドステージでの生き方を、自分の
思う生き方に創り上げていくことにつながるのではないでしょうか?

定年退職後のキャリア(生き方)はこのように得体の知れないもの
ですが、新しい何かを見つけていく楽しみでもありますね!


そして、新しい何かを見つけていく過程においては、今までの経験は何一つ
無駄にはなっていないというということも一つのヒントになるでしょう!


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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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