定年退職に関しては“過去のモデルは役立たないのか”

『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット)では、
「長寿化は社会に一大革命をもたらす」と。

人々の働き方や教育のあり方も変わるし、余暇時間の過ごし方も変わってしまう。

そうなると、今までの定年退職者の定年後の生き方やあり方は参考にならない
ということなのでしょうか?

私はそうは思いません。
定年退職者の定年退職後の生き方やあり方については、過去の先輩達、現在
定年退職の人生を生きている人たちから学ぶことが多いにあると思います。

“過去のモデルは役に立たない”とは、定年退職を迎えるまでの“現役”世代
の定年を意識した、定年後を意識した働き方や生き方にまつわる事のように
思います。

大きく異なり、かつ大きな問題となるのが長寿化により定年後も何十年という
“なが~い期間”があなたを待っているということです。


この“なが~い期間”を生きるために自分はどうしていくのかという課題に
ついて現役世代から考えておくということ。このモデルはありません。


少しでも早く、そして肉体的にも体力的にも行動ができる現役世代こそ
長寿化時代の定年後のことを最優先に考えておかないといけないのでは
ないでしょうか。

定年年齢が遅くなるでしょう。
何歳まで働くのか、あるいは働けるのか。
報酬の大小にはどこまでこだわるのか。
報酬の有る無しにかかわらず働く(活動する)ことはできるのか。

定年という概念がそもそも無くなるのかもしれません。
無くなっても、自分の気持ちの中には“定年”はどこかにあるはずです。


現役世代の働き方も大きく変わる可能性がありますが、定年後も長いです。
“現役プラス定年“で一つの人生です。両方とも大切です。


本では「最も大きく変わることが求められるのは個人だ!」としています。
結局は個人の責任ということになるのでしょう。

変わり来る時代の定年後!
定年基礎力が役に立つことは変わらないと思います。

※ご質問・ご意見等はこちらへ ⇒ runnermori@m6.cty-net.ne.jp
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR