定年退職後の自分の世界はどう変わる?

さて、定年退職した時から会社という世界と縁を切った自分の人生や
自分の世界は、いったいどのように変わっていくのでしょうか、


ノンフィクション作家の沢木耕太郎の著書『敗れざる者たち』の
なかにこのような文章があります。

「一つの世界を捨てた後に、人はどのようにもう一つの世界を生きる
ことができるのか。人の目にさらされることで自分自身の存在を確認
していた人間が、いかにして無名の世界に生きていけるか。・・(中略)・・
しびれるような興奮の一瞬一瞬を生きていたものが、長くだるい日常を
どのように生きていけるか。答えは無数にあるだろう。」

この文章を、サラリーマンの定年にあてはめてみるとこのようになるでしょう。

「サラリーマンとして定年まで、あるいは長期間勤めた会社を、定年退職
という形で捨てた後に、定年退職者はどのようにもう一つの人生を生きる
ことができるのか。いままでは仕事というパフォーマンスの場があった。
名刺や肩書もあり無名ではなかったが、定年になれば名前がなくなる。
無名になるということであるが、ななしの権兵衛さんで生きていけるのか?
・・・・・

(中略)・・・チームの中で実績を上げ、同僚達から羨ましがられ
上司からは皆の前で褒められたこともあったが、定年後のこれからの長く
だるい日常をどのように生きて行けばいいのか。考え悩む日々だが・・・
答えは無数にあるだろう。」、ということでしょうか。


その通りで、“答え”は無数にあるはずです。
無数にある中の、どれでもいいので“答え”を見つけることです。

人は皆違っていいといいます。
定年後も人それぞれ、皆違っていいのです・・・が、

せめて、無数にある答え中で、自分の定年後の人生を生きる“答え”は
出しておくほうがいいでしょう!!


※ご質問・ご意見等はこちらへ ⇒ runnermori@m6.cty-net.ne.jp
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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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