趣味と定年基礎力

趣味と定年基礎力

私の研究では、定年後も地域でいきいき活動している人は、「定年前から、豊富な趣味や楽しめる趣味を持っている」ことがわかった。
趣味は、「独り楽しみ型」、「サークル活動型」、「仲間探求型」に分類できた。「独り楽しみ型」では、将来的に趣味をきっかけにして新たな活動に広がり、「サークル活動型」に発展していく事例も見られた。

(1)「独り楽しみ型」
若い頃(20代、30代)から趣味を持ち、かつ長い間継続して楽しんできている。確固たる楽しみを持っていることが、他の活動や仲間づくりへのきっかけに良い影響を与えている。

(2)「サークル活動型」
趣味のサークルに加入したり活動することで、人に認められたり評価されることが新たな動機づけや内的キャリアの充実につながり、生きがいとなっている。

(3)「仲間探求型」
最初は、共通の趣味を通して仲間づくりを求めていった。仲間たちによってNPO活動等の地域活動に発展する場合もある。

このように、豊富な趣味や楽しめる趣味を持っていることは、定年後のいきいきした生き方に大きく影響を及ぼすことが分かる。

「これといって・・・特に趣味というものはない・・」、定年間際の、また定年直後のサラリーマンからも良く聞く言葉である。「特に、趣味もない・・・興味を持っていることも、好きなことも・・・特にない」この言葉を聞くたびに、いったいどうやって今までの50年間、60年間を生きてきたのか?と、何をしてきたのか?と、不思議に思う。

改めて問いたい、定年後の(仕事がなくなった後の)20年~30年、どうやって生きるのか?と、何をやって過ごすのか?と、・・・20年、30年がどれほど長いのか?は、・・・今まで生きてきていて、よ~くわかっていることだろう。

定年後も地域でいきいき活動するためには、豊富な趣味や楽しめる趣味を持つことが、どれだけ大切かがおわかりいただけたと思う。そして、豊富な趣味・・・一つだけでは過ごせない、二つ以上の趣味(豊富な)があればいい。

趣味、興味のあること、好きなこと:それをしているだけで、時が経つのを忘れてしまうほどのこと!!

「定年基礎力」の一つ、豊富な趣味や楽しめる趣味を持つ!

ないようでしたら、今までの50年、60年を振り返ることから始めて自分探し!してみてください!

定年後も地域でいきいき活動するために・・・・・。
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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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