定年期の人生の発達課題とは何か?

エリクソン(Erikson,E.H)は人間のライフスタイル全体を8つの
発達段階に分けました。

では、60歳以降の発達段階では、円熟期と呼び「自我の統合」か
「絶望」かと特徴づけています。

この「統合」とは、それまでの人生を振り返って、よかったこと悪かった
こと、成功失敗すべてをひっくるめ、自己肯定できるということです。


これをクリアすればその人は、それまでの人生を物語ることによって、
若い人に自分が得の知恵や教訓を残すことができる。

逆に、「こんな人生を歩まなければよかった」としか思えないようなら
そこには「絶望」しか残らない」(2005・金井)としています。

人生生きている限りいくつになっても発達課題があるということです。
それは、人間は一生をかけて成長、発達を継続しなければならない。
そして、いくつになっても生涯発達できるのが人間だということです。


なかには上手く統合できない人もいるでしょう。
その場合、この機会に自分の人生をもう一度見直してみることが重要です。

過去の延長でしか生きられないと思ってしまったら、成長すら出来ません。
どんどん痩せ細った人生になって行ってしまいます。


定年期という人生に一度の大きな節目を迎えた時こそ、多くの気づきを
得るチャンスなのです。

何も新しいことを始めることだけではありません、現実を注視して、
出来ることがきっとあるはずです。それをベースにして、生涯成長、
生涯発達につなげていって下さい。


5つの「定年基礎力!」も、ヒントになるかもしれません。



※ご質問・ご意見等はこちらへ ⇒ runnermori@m6.cty-net.ne.jp
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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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