地域・地縁社会の素晴らしい人材育成と定年退職

地域・地縁社会の素晴らしい人材育成と定年退職

地域社会では、定年後にいろんな地域地縁団体、組織等から声がかかり
メンバーとして加わることになる場合もあるでしょう。
自治会であったり防災の関連、また神社の総代会、お寺のお世話役、高齢者のスポーツ振興等々いろいろあります。

これらの団体・組織のメンバーの特徴は、高齢者(60代~70代後半)中心にメンバー構成がなされており、
組織は会長職~副会長(複数名)~書記~会計~会計監査のようなしっかりした組織化がなされていることです。

そして驚くべきことは、これらの団体・組織では実に見事に人材育成が行われているということです。

例えば、70歳後半になれば会長職などの要職を退任し若手に後を譲る。
若手といっても60代後半~70代半ばであるが、後進への権限移譲が行われているのです。


この間には日頃から、団体・組織のなかで自然と人材育成が行われているのです。
人事部もありません、管理職研修のようにお金をかけて訓練・養成しているわけでは
ありません。

会合への出席をベースに各種行事への参加や、懇親会等を通じた先輩・仲間との交流、
地域の一般の人たちからの意見を聴く、時には研修と称して行政の人間やある分野にたけた人の
話しを聴く機会等を通してです。

まさに職人芸とも言える、地域団体・組織の人材育成なのです。

定年退職後に地域から声をかけられ60過ぎて加わることになります。
顔くらい知っている人もいるが、何せサラリーマン生活では今までは地域の会合に出ることもなく、
近所ですら顔も知らない状態では親しい知り合いなど皆無です。

こうした中では、まずは会合に出席し、ひたすら団体・組織のことをよく理解しようとする。
そして、話しかけ、仲間を作り、積極的に交わることで少しずつ存在感を増していく。


こうした団体・組織では年齢や加入の時期に関わらず基本的にみな平等。
そして、基準があるわけでもないのに年齢構成も見事にバラけていて、誰かが辞めると
より若い人が加わってくるという暗黙のルールも存在しているのです。


1年、2年と経験を積み、人材育成が自然に行われ、役員の交代が進み、
地域の団体・組織として延々と続いていく組織となっていくのでしょう。

定年基礎力を身につけた定年退職者の人たちは、どんどんこうした団体・組織に
加わってほしいと思います。

そしてて、居場所・仲間を求め、役立ち感があれば、活躍の機会は多いにあるでしょう!!
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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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