定年後は、居場所がほしい その②

定年後は、居場所がほしい その②

生活福祉研究 通巻83号にこのような論文がありました。
(澤岡詩野:ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員)

アメリカの社会学者Ray Oidenburgは、「家庭(第一)」「職場(第二)という生活上
必要な不可欠な二つの居場所に続く、居心地の良さを感じる「第三の居場所」
の存在を指摘している、と。

第三の居場所は、他者とのつながりが居場所の重要な構成要素であり、「安らげる」「ありのままでいられる」
「役に立っていると思える」という感情を伴う場所や時間、人間関係のことをいっている。


定年を迎えると、当然のごとく第二の居場所はなくなる。
残るのは第一の居場所です。

この第一の居場所をさらに居心地のよい居場所にするためには、第三の居場所が必要だとしています。

これは私が提言した「5つの定年基礎力」の一つの能力である「居場所をつくり行動する力」
から生まれる「居場所」に匹敵するものです。


そして、この第三の「居場所」を求めるのはそう簡単なことではないうえに、「居場所」を作るのは
さらに難しいことですね。出来るだけ早い時期から、定年後を見据えて、第二の居場所が
なくなるのを見据えて、現役時代から「居場所」を求め、「居場所」を作っていこうとする
行動力が必要になってくるのです。


自分が住んでいる地域に、居心地のよい「居場所」をつくり、第二の居場所がなくなった後も
キャリア孤立することなくキャリア自立していくことが何よりも大切です。

定年退職した時にすぐに、定年退職を意識した時にすぐに、居心地のよい「居場所」を
探してください。


きっと、利害関係の多かった第二の居場所と違い、「安らげる」「ありのままでいられる」
「役に立っていると思える」素晴らしい充実した定年後を送ることができるのではないでしょうか!!

そして、この第三の居場所がさらに第一の居場所を楽しい居場所にもしてくれるでしょう!!












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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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