定年退職者が孤立しないために!

定年退職者が孤立しないために!

読んだ本の中にこんな話が紹介されていました。

「千葉県のある団地で、地域で孤立する人の生活には共通した傾向が見られるそうです。
具体的には、「近所の人に挨拶しない」「友だちが少ない」「地域の催しに参加しない」
「ゴミ出しができない」「料理ができない」「お酒をやめない」など、“ないないづくし”
の生活パターンである」と。


さて、あなたの身の回りにも、こんな人いませんか?

定年退職して数年経って、仕事もしていなくて、あまり外でも見かけない。
ボランティア、NPO、趣味のサークル、市民講座、などなどの
すべてにノーを突きつけて、何をするでもなくさまよっている
定年退職者の人たちです。

社会とのつながりもなくなっていき、コミュニケーションをとる機会すら
なくなっていきます。そうなるとコミュニケーション能力を開発していく力もなくなり、
仲間や近所の人との交流はますますなくなります。


そして、外に出る機会もなくなると、一日中家の中に引きこもる
ことになります。
また、外に出たにしても、さて、「どこに行けばいいのでしょうか?」
どこに自分が過ごす場所があるのでしょうか?

定年後も地域でいきいき活動している人がいる半面、
一定数の定年引きこもりの人もいるようです。

地域では、一定数の定年引きこもり状態の人たちを、どのようにして
地域の活動などに引っ張り出せないかといろいろ思案をされているようです。
定年引きこもり状態の人が、そののち「孤立化」する可能性が高いからですね。

私が研究した「定年基礎力!」は、定年後も地域でいきいき活動するための
基礎能力とスキルとして、定年退職前から身につけること、としました。


定年退職が近いみなさん、あるいは定年はまだ先だと思っているみなさんも、
定年後のことを考える時間を作ってみて下さい。


また既に定年退職して、もしも自宅引きこもりに近い状態であれば、
もう一度10年先、20年先を思い描いて下さい。
そこには、何が見えてくるのでしょうか??

すべてにノーを突きつけるのではなく、一つでいいからイエスと言えれば、
定年後の人生も変わってくるのではないでしょうか?

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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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