会社の定年退職者OB会では?

会社の定年退職者OB会では?

会社では、人事部主催などで定年退職者のOB会が行われます。
年に1回のOB会を楽しみにしている退職者は多くいます。

長年勤めた会社の仲間と再会できる。
最新の会社の情報が気になる。
特に会社の人事情報等は最大の話題になる。
そのようなことを期待して、参加するのではないでしょうか?

定年退職者のOB会には、現役時代の序列や役職がそのまま持ち込まれる
場合がほとんどです。現役時代に高い地位や役職にいた人ほど居心地が良い
のがこの定年退職者のOB会です。


家庭や地域では何もすることがなく元気もないにもかかわらず、OB会になると
人一倍元気になる人もいます。

ある面、いつまでも会社離れができないということも言えるでしょう。

財閥系の大手企業や大手銀行・商社などは「○○倶楽部」とか「○○会館」
とかの現役もOBも利用できるサロンや会食ができる施設を持っています。
これらの施設にしょっちゅう集まってはOB談義にふけるOBの人たちも、
会社離れがなかなかできない人たちであるように思います。

一方で、定年後は地域の活動したり、趣味のサークル活動に忙しいOBの
人たちは、会社主催のOB会に行くよりも、あるいはOBが集まる施設に
行くよりは、地域活動や趣味の活動が楽しくて、会社のOB会やサロンには
あまり顔を出さないとも聞きます。


今現在の、地域の活動や趣味のサークルの集まりのほうが楽しいからですね。

この人たちは、すっかり会社離れが出来て地域に溶け込んでいるように思います。
そして、現役時代の序列や地位や役職とは全く関係ない元気さと、自由闊達な
雰囲気を持っています。会社離れができている人たちですね。


どちらが良いのか、悪いのか、ということではありません。

定年退職後の自身のアイデンティティを、会社に置いたままにしているのか。
それとも、定年退職後の自由人として、地域人としての自身にアイデンティティ
を置いているのかということです。

言い換えれば、会社離れが出来ているのか、出来ていないのかということですね。

少なくと、定年退職後は地域に何らかの居場所を見つけ、地域人として
生きていこうと思うのであれば、一日も早く会社離れをすることこそが、
地域でいきいき過ごすための近道になるのではないでしょうか?

あなたは、どちらですか?
良く考えてみて下さい。

あなたが描くセカンドステージは、どのようなものにしたいのですか??
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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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