定年退職後の5年、そして、それからの5年・・・?

定年退職後の5年、そして、それからの5年・・・?

先日、現役時代に所属したある部署の集まりに参加しました。
現役時代の付き合いは減らしつつあるのですが、その部署は
私にとって大きな、そして大切な“転機”となった部署です。

もし、この部署に配属されていなかったら、今の私はなかったかも
知れないのではないかと思える部署(仕事)でした。

この集まりで、定年退職して10年を迎えようとするある先輩が
こんなことを言われました。

「定年退職してからの数年間は、大学の講師、趣味の俳句、スポーツジム、
温泉旅行、散歩、同窓会活動等を積極的に行動に移して充実していた。
しかし、それも5年を過ぎたあたりからだんだんと持続するのも大変に
なってきた。いいとこ5年くらいが限度かな?」という話しです。


定年退職後は、退職したという安堵と、自由時間が増えたことから今までに
出来なかった事ややりたかったことに何でもかんでもチャレンジし、定年退職
を謳歌する。おまけに少しでも収入の伴う仕事もあれば現役時代よりも忙しく
感じる場合もあるでしょう。


定年退職を「肯定的」に捉えられる素晴らしい時間です。

ところが、定年退職後の5年も過ぎた頃から少しずつ、「もう充分にやった」
とか「ちょっと息苦しくなってきた」とかの感覚も出てくるのかもしれません。

その時に、もう一度キャリアチェンジをすることが定年後のキャリアを考える
うえで重要ではないだろうかと思いました。


この「もう一度キャリアチェンジ」とは、本当にやりたい事だけ残して、
あるいは必然的に残ったことを楽しみながら活かして生きていくことでは
ないでしょうか?


自分のキャリアをもう一度整理し、最重要と思えるキャリアだけを残していくと
いうことですね。


この先輩は、今はスポーツジム(健康)と俳句作り(趣味)と
同窓会(仲間づくり)を楽しんでおられるようです!!

先輩達の話しは、やっぱり何一つムダにはなりませんね!!
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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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