定年退職前後のキャリア発達課題“老老介護”

定年退職前後のキャリア発達課題“老老介護”

佐江衆一の小説に『黄落』という小説があります。
これは、約20年も前に老老介護を取り上げた小説です!
還暦目前の夫婦が92歳の父と87歳の母を介護します。

20年も前でありながら、介護に向かう家族の姿勢を描くのは、
まさに現代の老老介護の課題を投げかけた、意味を問うものです。
この小説では“老親介護”という表現が使われています。

定年退職前後の人たちには両親の介護の問題は避けて通れない現実です。

そして、定年後のキャリアを考える上でも、人によっては大きな問題であり。
場合によっては定年後に思い描く自分自身のキャリアデザイン(キャリアの
計画)に、変更を余儀なくさせることにもなります。


定年後に夢見た生活を時にはがまんしたり、遅らせたりする場合もでてきます。

子育てと違って、何年かかるか分からない。
介護は、先の読めない問題でもあります。

今や、中高年(定年退職前後)キャリアを考える上で
の重要なキャリア発達課題です。

20年前と介護を取り巻く環境や介護施設の状況は変化していますが、
それに関わる家族の心理的課題や心理状態は20年前と何も変わらない
のではないでしょうか?


老老介護に関する実務書を読もことも大切ですが、
小説からは実務書とは違った生の家族の心の声が届きます。
自分自身の心と対話しながら考えられます。


定年退職前後の重要なキャリアの発達課題について、早くから
考え準備していくことも大切です!
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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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