定年退職と地域貢献活動

定年退職と地域貢献活動

地域貢献活動は、地域の人に声をかけられて活動に入ったり、今までの地域への恩返しのつもりで引き受けたり、活動動機はさまざまである。

定年退職後も地域でいきいき活動している人たちは、地域と定年退職前から何らかのつながりを持っておいた方が良いということを認識している人たちでもあり、古い地域や、新興住宅地の新しい住人たちにも多く見られる。

Aさんは、「48歳の時にUターンだったので、地域で同世代と交流しようと思い、村祭り保存会に入り活動した。地域のつながりは必要だと思っていた。横笛や太鼓の練習しながら、雑談や世間話していた。楽しかった」

Bさんは、「新興住宅地域だったので、PTAの会長経験者同士で我々が何かやっていかないと、という気があった。お年寄りが増えてくるだろうとボランティア協会を作り、お年寄りの運転ボランティアを始めた。定年直前頃からだった」

このように、定年退職後も地域でいきいき活動している人は、「定年前から、人の役に立ちたい、社会貢献したい等の思いを持っている」=「役立ち感」=「役立ち感を育み創造する力」を身につけている。

また、こうした『役立ち感』は、さらに「ボランティア型」「自治会協力型」「人的支援型」の三分類に分かれる。

定年退職後に地域活動の扉を自ら叩き、開けることは勇気のいることである!

特に長年サラリーマンの世界にどっぷり浸っていた人ほど、困難な作業だと言われている。またサラリーマンとして地位の高かった人ほど、地域活動の扉の前で本物の勇気を、試される時ではないだろうか。
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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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