定年後直ぐに仕事から退くか、次第に退くか?

定年後直ぐに仕事から退くか、次第に退くか?・・・どう違うのでしょうか?

今は、定年後直ぐに仕事(現役時代の仕事)から退く人は少なく、
責任のゆるくなった仕事を経ながら徐々に退く形が多くなっています。

どちらが良いのかは別として、徐々に仕事から退くことは定年退職からの
極端な変化や、それに伴うストレスもすくなく理想の定年退職過程のように
思われるかもしれません。

かって、リタイアモラトリアムといういい方もありました。
モラトリアムを経て、ソフトランディングできるので、定年退職による
ショックも少ないというものです。

しかし、“定年退職”は定年退職後の長い人生を見据えた時に
“定年退職”を上手く活用して、これからの高齢期に向かう自分の人生の
キャリアをデザインすることを考えるための絶好の機会になるのです。


徐々に仕事から退くことが、この最大のチャンスを見過ごすことに
なってしまわないか?・・・という心配があります。


レイングは、定年退職者の漸次的な職業活動からの引退を
「「何も問題があるとは考えていない彼」を生み出す要因になるとともに、
定年退職者特有の「形を変えていく」学習のきっかけを摘み、再生あるいは
転生の可能性を減少させる要因にもなるものと思われる」と言っています。
 (『生涯学習しませんか』久保喜邦 より)

さて、定年退職前のあなた、退職後のあなた、どう考えますか?

いずれにしても、定年退職前から定年後のことを考えての準備を
怠ることなく進めていれば、すぐに退くか、次第に退くかに関係なく
定年退職後も迷うことなく人生を新たな気持ちで生きていくことがで
きるのではないでしょうか?


もう一度自分自身の“5つの定年基礎力”を考えてみて下さい!!

※ご質問・ご意見等はこちらへ ⇒ runnermori@m6.cty-net.ne.jp
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プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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