定年退職後の社会とのつながり

定年退職後の社会とのつながり!

サラリーマンは長年にわたり、仕事を通して社会とのつながりを持ってきました。
ところが、仕事を離れた日常生活の場や、特に地域の場では社会と向き合う
経験はほとんど持っていません。なかには全くといっていいほど経験のない人も
いるかもしれません。

そういうサラリーマンが、定年になり仕事から離れると、日常の社会から
隔離されたような不安を感じてしまう。孤独感、孤立感に似たものでは
ないでしょうか?


その時、はじめて社会と自分との関わりを考えるようになります。

サラリーマンの時に経験した社会は、仕事の取引先であったり、顧客であったり、
仕事に関連する世界でした。また仕事(職場)での人間関係は、いつも“仕事”
が介在した人間関係でした。

定年退職してからの人間関係は、日常の生活であったり、地域の話題であったり、
趣味や特技の交流であったり、妻や子を介在したり、町内行事や町内奉仕活動等々、
“仕事”を介在する余地は全くありません。


どう、しましょう??

あたりまえですが、定年退職前から“仕事”が介在しない関わりを自分の中で
作っておくことができればいいですね。休日には、まずは自分の身の周りの
いちばん身近なところで、何か自分が関われるものがあれば覗いてみましょう、
参加してみましょう。


月曜日になれば、また“仕事”を介在した世界に戻って行けます。
オンとオフというより、両方ともオンだと思って、二つの自分を
作り上げていくことができれば、自分の幅も広がりかつ定年後に
向けての新しい世界の構築につながっていくことでしょう!!

定年退職した直後は、「定年になったら、まずこれに手を付けなければ!」と
思うことがたくさんあり、忙しくも充実した日々が生まれると思うものです。


しかし・・・・・そう長くは続きません、サラリーマンの時とは異なった
社会との関わりを嫌でも意識しないといけなくなる日常が・・・・・避けて
通れない日常が・・・・・そこに待っているのです!!


そのためにも、早いうちに「定年基礎力!」の充実を!!

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やっと定年、仕事から解放された・・今こそやりたいことを!!

やっと定年、仕事から解放された・・今こそやりたいことを!!

定年退職した、あるいは雇用延長も終了した、
さてこれからは新しい生活が始まる!!
今までの人生で最も楽しい時!と、思われる人は多いのではないでしょうか?

さて、そんな時に『死ぬ瞬間の5つの後悔』(ブロニー・ウェア)より、

「けれど長年待ちこがれてきた自由を手に入れ、ようやく新生活が
始まったばかりのある日、ひどく体調が悪くなった。・・・数日後、
不治の病で、すでにかなり進行しているという診断が下った。・・(中略)
・・生涯夢見てきた生活はもう実現できない。遅すぎた。・・(中略)・・
どうして、やりたいことをやらなかったのか・・・どうして強くなれ
なかったのか・・・。自分に猛烈に腹を立てている。」

そして、
「私を見て、・・・もうすぐ死ぬのよ。死ぬの!自由になって自立する日を
ずっと待っていたのに、それが叶ったときにはもう遅いですって!」

これは、誰でも突然に訪れるかもしれないことです。
それも、誰にでも平等に起こりうる可能性のあることです。


気づいいたときにはもうどうにもできないので、
他の後悔よりも怒りが激しいのですね。
だからこそ、伝え置きたいことなのですね。

仕事を優先しなくちゃ、家族がいるから、世間体を考えて・・・・・。
今はやりたくてもやれない、もう少ししたらきっと・・・・・。
1年後にはやろう、5年経ったら何が何でもやろうかと、・・・・・。


やりたいけど、先送りしてきたこと、いろいろありますね。
先送りしなければならなったのでしょうね。
今やりたくても、いろんな制約があって、できないこともありますね。


もう一度、自分がやりたいこと!!
考えてみましょう。

仕事をしていたら、仕事との兼ね合いは?
先送りするなら、その理由は?
制約があるなら、外すことはできないのか?

人には何をしても、たくさんの後悔はつきものです。
ですから、少しだけでもやりたいことを、今!やっておいたらどうでしょうか!!


明日があるかどうかは、本当に誰にもわからないのですから・・・・・!

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この年齢、もうそんなに荷物は持って行けない!

この年齢、もうそんなに荷物は持って行けない。

NHKの番組「スイッチインタビュー達人達(たち)」より

前半と後半でゲストとインタビュアーを「スイッチ」しながら、
それぞれ の「仕事の極意」について語り合い、発見し合う、
いわばクロス×インタビュー番組に、俳優で喜劇役者の「藤山直美」と
俳優の「香川照之」が出演していました。

現在57歳の藤山直美に香川照之がインタビューします。
「60歳になって、どうなっている」と。


藤山直美は「役者の寿命が富士山の頂上だとしたら、私はもう中腹以上に
行っている。これから酸素が薄くなるぞ、本当に必要な荷物こそ担げないぞと。
それまではミネラルウオータ―余分に持っていくとか、お菓子もいれとこか、
とか・・・もうすぐ頂上へいかないといけないから、これとこれだけと荷物を
まとめておく。空気が薄くなり、頭もフラフラする、だから最低限の荷物で
上ってこいよ!と。この3年間が教えてくれそうな気がする。」


このように答えていました。

さて、定年退職者のあなたはどうでしょうか?
本当に必要な荷物、最低限の荷物・・・もう考えないといけないですね。

サラリーマン時代にあれもこれもと身に着けていたもの。
まだまだ捨てきれずに、たくさん残して、持ったままにしていませんか?
もう、必要ないものがたくさんありますね。


そして、今こそ必要だと思っている荷物も・・・ありますね。
これからだからこそ、必要になってきたものですね。
このような荷物は大切にまだまだ持っていましょう!

自分にとって本当に必要な荷物がわかっていればいるほど、
これからの人生は楽しく生きられるのではないでしょうか??


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定年後の、第二の人生は、第一の人生の延長線にはあらず?

定年後の、第二の人生は、第一の人生の延長線にはあらず?

「第二の人生は、第一の人生の延長線にはあらず、
まったく新しい人生なのだ」
と、
川北義則氏がその著書『みっともない老い方』の中で書かれています。

延長線上なら、まだなんとかなる。
ところが、新しい人生となると、そうはいかない。
何もないところから、新しい人生を構築していかないといけないからです。


そして、多くの人は第一の人生の延長線上に、第二の人生があると考えており
当然そのように生きていこうとしているからです。


もちろん、その方が楽なのです。
ところが、“新しい人生”となると・・・どうしたらいいのでしょう。
そんなこと、考えてもいなかった!


そこで、考えてみましょう。
人間は第一の人生がいかに恵まれていても、第二の人生で、
みじめな思いをしたのでは、幸せな一生だったとはいえませんね。


第二の人生をよりよく生きようと思えば、第一の人生より第二の人生を
よりよい人生、充実した人生、楽しい人生、そして幸せな人生にしなければ
ならないですね。

そのために、“新しい人生”(=第二の人生)が大切になってくるのです。

人は歳を取ってくると、「昔はよかった!」と口走ることが多くあります。
誰にもあることですね。昔を懐かしむことは良いことでもありますが、
今現在に何か不満や不安等があるので、昔を思い出すことで自分を元気に
させることに使うこともあります。

ですが、これでは新しい人生は生きられませんね。

新しい人生を生きるヒントは、“今、目の前にあることに集中する!”ことに
あるのではないでしょうか?


新しい仕事であったり、家族であったり、地域活動、仲間との交流、趣味に没頭、
読書時間を作る、新たな勉強、体づくり・・・・・いろいろあるのでは。

今、目の前のこれらのことに集中して、自分の感情に忠実に問いかけながら
新しい人生を構築していくことができれば、第一の人生の延長線ではない
新しい人生がより幸せな第二の人生に変わっていくことでしょう。


終わりよければ、すべて良し!という言葉もありますね。

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現役時代から定年後の準備をしていた人と、していなかった人!

現役時代から定年後の準備をしていた人と、していなかった人!
 (元プロ野球:清原被告は現役引退後、「薬物に負けた」!)
  引退後(定年後)の準備をしていなかった!!


清原被告は、公判で「現役時代はストレスやプレッシャー、不安を
野球で解消できたが、引退後は解決方法がなくなった・・(中略)・・
薬物に負けてしまった。」


また、「コーチや監督をしたかったが、引退後に声が掛からず、
心のすき間を埋めるために使った」と供述した。

      (2016年5月18日「中日新聞」朝刊)

 さて、多くのサラリーマンの定年後はどうでしょうか?
現役時代から定年後の準備をしていた人と、していなかった人!

 定年退職して、定年後の準備をしていた人としていなかった人では
 定年退職後の生き方において、随分と違うのではないかと思います。
 
 定年退職前の多くの人は、定年はまだ先だから考える必要はない。
 あるいは、その時(定年)がきたら考えればいいだろうとか、
 または、なにも考えないまま、定年に突き進んでいくのかもしれません。

 ほとんどの人は、このように定年退職を考えているのではないでしょうか?

 定年後に向けて何も準備をしていなかった人たちは、それこそ定年になった
時にはあわてふためいて、自分とは何かと自分のアイデンティティを問い直す
ことに直面します。


それから、いろいろ考え思い悩んでいるうちに、時間はどんどん過ぎていって
しまいます。

 一方、定年を意識した時から、定年後の自分がどのように生きていけばいいのか
自分なりに考え、情報収集したり、いろんな人に話を聞いたりしてイメージを
膨らませてきた人。
 
 また、定年まであと何年と計算して、そこから計画的に趣味や人とのつながり、
 勉強や資格取得、そして新たな居場所づくりなどをやってきた人。

 再就職のためのアンテナを張ったり、働きかけをしていた人。
 地域活動の場を見つけようと、休日にいろんな機会を自ら作り出していた人。

 このように定年後の準備をしていた人たちは、定年になってもすぐに今までの
 延長線のごとく定年後の生活にソフトランディングしていくはずです。

 いわゆる“キャリアデザイン”してきた人ですね。

 定年後の準備をしていた人としていなかった人とでは違うのです。
 定年退職後は20年~30年あります。
 少しでも早く、定年後の生活にソフトランディング出来ると良いですね。

 定年後の準備のヒントとして、このブログの最初のころ(2013年7月7日)
に書いた『定年基礎力!』をご覧いただき、自ら問い直してみては
いかがでしょうか??


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定年退職者は主観的な“質”で人生を捉える!

定年退職者は主観的な“質”で人生を捉える!

定年退職者は、既に競争社会からは降りた人間。
現役時代のように他者と比較して優劣を決めたり、比較した結果の
不満足な憤りや不安を抱くことは何もないはずです。


それがいまだに物事を“量”的に考え他者と比較したり世間での
位置や立場を考えてしまうことからなかなか抜け出せないようです。


物事を量的に捉えてしまうと、どうしても平均値は?という発想になり、
今度は平均値と比較して高いとか低いとか・・・また比較してしまう。

定年退職後は“質”で人生を捉えて見ればどうでしょうか?
質は量と違って比較しにくいものです。また、平均値が出しにくい
ものでもあります。ですから、比較のしようがないのです。

他者や世間と比較することができなければ、質というものは
各人バラバラでいいし、それぞれが独自のものなのです。

定年退職後は生活を”質“で捉える。それも、主観的に捉えることで、
自分の人生を評価できる能力を身につけていくことです。


この能力こそ、定年退職後の人生を満足のいく人生にしていくには
不可欠な能力なのかもしれません!!


とにかくサラリーマンは、どんなことでも量的に評価することに
慣れ過ぎてきました。何でも何でも量で評価しようとしてきました!

ですから、物事を“質”で捉えるのは苦手ですね。

定年退職したら、今こそ“量”から“質”への転換。

たとえば、会社関係の多数の仲間から、限られた同級生や地域仲間へ!
お金の使い方も量ではなく質を考えた少数の良いものへ!
幅広い学習から、より細分化した専門的な学習へ! 等々です。

“量”から“質”への転換。
定年退職後の課題です!

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定年退職者は、まず“行動”を変えてみる!!

定年退職者は、まず“行動”を変えてみる!!

組織行動学のハーミニア・イバーラは、キャリアの脱皮を成し遂げた人の
典型的パターンは「頭で理屈を考えてから行動を変えるのではなく、
まず行動を変えたことにより、考え方が変わったのである」と言っています。


これは、定年退職者が定年後の人生(キャリア)を充実させたい。
何かをやりたい、自由きままに好きなことをやり、できれば地域活動等に
かかわり社会貢献もしてみたい。

ところが、考えても、考えても、頭では理解できるのに実際はなかなか
行動に移せない。そんなとき、イバーラの言葉を浮かべて下さい。

また、キャリアの脱皮を遂げようと思えば、ある程度の時間が必要だ。
「前に大きく飛躍するためには、跳ぶ前に一歩下がらなくてはならない」と。


そうですね、定年退職してから何とかしようとしても、定年後の人生
(キャリア)には、そんなに簡単には切り替えができませんね。

定年退職前から、それも定年退職の数年前から定年後の人生(キャリア)
について、ある程度時間をかけてじっくり考えることから定年退職前の
会社人、組織人としての固定観念を解放し、定年後の自由人、地域人と
しての未来の可能性を見つめる時間が必要ですね。

まだ定年退職は先のことと思っている今こそ、イバーラの言葉を思い
浮かべてはいかがでしょうか?

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定年退職準備と会社の仕事の関係

定年退職準備と会社の仕事の関係

定年退職前から定年後の準備(地域活動や趣味・特技を活かす、勉強など)
が必要と言われます。それも出来るだけ早い方が良いと・・・。

さて、定年退職準備と会社の仕事との関係はどのような関係にしたら
いいのでしょうか??

基本は、準備の時間を作るということ、そして意識の切り替えです。
会社の仕事は朝から集中し、時間内に終わらせ極力残業はしない。


定時後の夜の付き合いや休日のゴルフの付き合いも極力止める。

これらの時間は、何となくつながりがあり、仕事の潤滑油的なことがある
のですが、もう定年退職が視野に入る年齢になったら、このようなつながり
がなくても十分に生きていけるネットワークを身につけるべきでしょう。


そして、勇気と信念を持って定年後にやりたいことの準備を始めることです。

定年退職前から定年後の準備の話しをすると、「会社で本当に仕事をしていた
のですか?(笑)」と思われることもあると思います。会社の仕事をおろそかに
していたのではないかと・・・。

それは自分しだいということですが、・・・限られた時間内で仕事をこなす
ことは大変なことです。

さらに、定年後の準備を始めた人は、準備そのものが楽しく既に生きがい
にもなり、定年後に夢をはせたその姿は職場内でもはつらつとしていい雰囲気
を与える存在にもなるのです。


定年が近づくことで元気がなくなりやる気も失せ、周りから見ても「もう定年
だから・・・しょうがないか」と思われる定年退職前の人たちとは大きく違って
見えるのです。

定年の準備を定年退職前からしている人たちは、職場内でも輝いて見えるのです。

こうして定年退職の準備をし、肯定的に定年を捉えた人たちが多く地域社会へ
出ることで、定年退職者の生きがい・やりがいが地域社会にも元気を撒き散らして
くれるのです!!


定年後も地域でいきいき活動する人たちの「定年基礎力」!
ぜひ、定年退職前から身につけてはいかがでしょうか??

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定年後は時間があるということが素晴らしい?

定年後は時間があるということが素晴らしい?

定年後は時間があるということが素晴らしいなと感じたことがありました。

先日、JR関西線で沿線火災が発生し「関」~「亀山」の間が列車運休と
なりました。時間は午後13:30~15:30頃です。

この日は暖かい冬の日曜日です。
旧東海道の宿場町で伝統的建造物保存地域でもある「関宿」には多くの
中高年の人たちが街並みウオーキングに来ています。

さて、関駅では20名ほどの観光客らしき中高年(定年退職風の人たちや、
おばさまと称する一団)が駅員から列車運休の説明を聞いています。

説明内容では、いつ復旧するかわからない、代行バスを用意すると
いうものの、いつくるかもわからない。
要するに、何もわからない状態、先の見通しの立たない状態です。

このような状況が都会の駅で発生したら?
あるいは、若い現役サラリーマンや忙しく働く人達が多くいたら?

おそらく、駅員に詰め寄る人、激しい口調になる人、携帯電話を
かけまくる人等々で騒がしい駅構内になることでしょう。

ところが、この日の「関」駅は実に静か。
黙って、駅員の説明を聞いた後は、のんびり、ゆっくり、何をするともなく
「いつ動くのか?」「代行バス?」等・・・午後の静かな時間が流れています。

定年退職者らしき人たちやおばさまと称する人たちは“時間がある”のです!
この日の目的は「関宿」を楽しむこと。
もうそれを達成したから余裕なのです!

あくせくしていない、誰の指示も受けない、連絡入れる上司や組織もない!

ないないづくしでもあり、ありありづくしでもありますが、
“時間がある”ということについて考えてみましょう。

時間があると考えると、うれしいですね!!
平均寿命から逆算すると、あと○○年しかない?と考えてしまうのが
定年退職者ですから、時間があると考えれるのはうれしいことです。

そして、この日の場面のように、時間があることが余裕ともなり、
何か人生の器が大きくなったようにも感じます。

時間があれば、何も先を急ぐ必要もありません。
自分の楽しみややりたい事や、そして社会の役に立つこと等を
時間をかけてやっていけれれば良いですね!


ずっと、新幹線や飛行機で移動して来ました。
時間のある今、“鈍行列車”“各駅停車”を楽しみましょう!!


見過ごしていた窓外の景色も、
しっかりと目に焼き付けることが出来るでしょうから!!


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定年後直ぐに仕事から退くか、次第に退くか?

定年後直ぐに仕事から退くか、次第に退くか?・・・どう違うのでしょうか?

今は、定年後直ぐに仕事(現役時代の仕事)から退く人は少なく、
責任のゆるくなった仕事を経ながら徐々に退く形が多くなっています。

どちらが良いのかは別として、徐々に仕事から退くことは定年退職からの
極端な変化や、それに伴うストレスもすくなく理想の定年退職過程のように
思われるかもしれません。

かって、リタイアモラトリアムといういい方もありました。
モラトリアムを経て、ソフトランディングできるので、定年退職による
ショックも少ないというものです。

しかし、“定年退職”は定年退職後の長い人生を見据えた時に
“定年退職”を上手く活用して、これからの高齢期に向かう自分の人生の
キャリアをデザインすることを考えるための絶好の機会になるのです。


徐々に仕事から退くことが、この最大のチャンスを見過ごすことに
なってしまわないか?・・・という心配があります。


レイングは、定年退職者の漸次的な職業活動からの引退を
「「何も問題があるとは考えていない彼」を生み出す要因になるとともに、
定年退職者特有の「形を変えていく」学習のきっかけを摘み、再生あるいは
転生の可能性を減少させる要因にもなるものと思われる」と言っています。
 (『生涯学習しませんか』久保喜邦 より)

さて、定年退職前のあなた、退職後のあなた、どう考えますか?

いずれにしても、定年退職前から定年後のことを考えての準備を
怠ることなく進めていれば、すぐに退くか、次第に退くかに関係なく
定年退職後も迷うことなく人生を新たな気持ちで生きていくことがで
きるのではないでしょうか?


もう一度自分自身の“5つの定年基礎力”を考えてみて下さい!!

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この先、どうやって生きていけばいいのだろうか?

この先、どうやって生きていけばいいのだろうか?

我々凡人だからそのように考えてしまうのでしょうか?
けっしてそうではありません。


『罪びと』(高任和夫)の中にこのような一節がある。

現役バリバリ、地位もお金も名誉も手に入れた中高年が、
「はっきり言うと一生食うに困らないだけの金も出来た。葉山に別荘も持った。
そうそう、ゴルフの会員権なんかは五つか六つ持っている。売るに売れないから
持っているだけで、ゴルフをやる暇なんかない。」
(中略)
「それにな、金や別荘があったって、時間がなければ使いようがない。
唯一の趣味の野球を見に行く暇もない。本だってろくに読んでいない。
俺のような人間はこの先、どうやって生きていけばいいと思う?」
と主人公に問いかけている。(主人公とは大学時代の同級生)

そして、主人公は別れ際にこのように思った。
「細かい霧雨の中を駅に向かって歩きながら、成功と幸福とは別物
なのだろうかと考え続けた」と。


何もかも出来ていないことが多くあるからこそ、人生の後半がある
のではないでしょうか?


主人公は、「人生の後半とは、若いころにやり残したことをやる時期なのだ。
そして、それをやれる者は、まぎれもなく幸福なのではないか」と。


若い頃にやり残したこと、現役時代にやりたかったけどやれなかったこと。
いくつもいくつもあると思います。

それをやってみる、チャレンジしてみることが定年後の目標となっても
いいでしょう!

そして、それらが単発でやったら終わりではなく、継続して出来ることが
良いでしょう。継続してやりながら自分が成長出来たり、楽しく充実して
続けてやっていけるものであれば、幸福につながっていくでしょう!!


・これまでの人生で、やらなかったために 悔やまれるのは?
・友人たちは、どんなことをやってみるべきだと あなたに薦めるか?
・自由になる時間がもっとあれば、どんな使い方 をしたいか?
・どんなことをするのがいちばん楽しいか?

今だからこそ、じっくりと考えてみて下さい!!

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定年退職前後は“変わる勇気”と“捨てる勇気“から!!

定年退職前後は“変わる勇気”と“捨てる勇気“を!!と
『定年が見えてきた女性たちへ』(野村浩子)に書かれています。

定年を意識した時・・・、定年退職になった時・・・、そして
定年後の生き方を見据えた時・・・、さてどうしようかと。

もちろん、これは女性だけでなく男性定年退職者にも言えることです。
定年になれば、もう会社から求められるものは何もありません。
雇用延長になったとしても、会社から求められるものは今までとは違ってきます。

定年になれば、社会から求められるものも“定年退職者”という立場になれば
変わっていきます。いつまでも現役時代の延長線上で物事を考えていては
いけないということですね。

かといって、定年退職して、あるいは雇用延長してすぐに変わる、
そして捨てる等は難しいことです。そう簡単にできることではありませんね。

定年退職前の定年を意識した時から少しずつ何を変えたらいいのか、
何を捨てたら良いのかをよく考えていくことが大切になってきますね。


プライドを変える、捨てる。
肩書きを変える、捨てる。
タテ社会を変える、捨てる。
会社の人とのつながりを変える、捨てる。
等などを、考えてみてはいかがでしょうか?

変えることは、新しい何かに変わることでもあります。
捨てることは、新しい何かを拾うことでもあります。


何かに変わることや何かを拾うことを地道にやっていくことが
定年退職後の生き方やセカンドステージでの生き方を、自分の
思う生き方に創り上げていくことにつながるのではないでしょうか?

定年退職後のキャリア(生き方)はこのように得体の知れないもの
ですが、新しい何かを見つけていく楽しみでもありますね!


そして、新しい何かを見つけていく過程においては、今までの経験は何一つ
無駄にはなっていないというということも一つのヒントになるでしょう!


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定年退職と年賀状の枚数の関係?

定年退職と年賀状の枚数の関係?

『自分の顔を持つ人になる』(中野孝次)にこんな文章が出てくる。

「自分の父親が大企業に勤めていて、毎年年賀状が300通も来ていた
のに、退職した年には7通しか来なかった。父親はポストの前で30分も
立っていた。・・・・・293通分の人生を仕事に費やしたんだ!」


この話は極端にしても、年賀状の数に例えて会社に人生の大半をかけた
サラリーマンは多いのではないでしょうか?だから、“会社人間”という
言葉が作られたのですね。


そして、サラリーマン時代にはこのような状況に疑問を抱く人は少なかった。
また、そうせざるを得なかったというのも事実なのかもしれません。

では、定年退職して年賀状が3通になったとき、ポストの前に30分も
佇むのではなく、239通に変わるべく何かに人生の大半を費やすことを
考えなくてはなりません。


自分の人生の時間を自分のために使うことを!
年賀状の枚数など気にならない生き方を!


定年退職後も、人生は20年~30年続きます。
何もすることがなく、退屈に過ごすにはとてつもなく長い時間です。

一方で、自分なりにやりたいことに没頭したり、活動や交流をしたり、
好きな趣味に打ち込んだりして充実な時間にしようと思えば、あまりにも
限られた短い時間しかない、と気づくのではないでしょうか?

これからの人生、自分のための1時間、1時間を大切に!!
もう、年賀状の枚数は気にしなくてもいいのですから!!


5つの『定年基礎力!』の一つに「キャリアデザイン力」があります。
・不安を期待に変える力
・先輩観察から学ぶ力
・自律的(自ら)キャリア形成力
・夢実現力   これらからキャリアをデザインする力が身に付けましょう!

そしてなにより、定年基礎力を補完してプラスの影響を与える要因の一つとして
“定年を肯定的に捉える”ことができればこまることはありません!


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定年退職者は他の定年退職者の毎日の過ごし方が気になる!!

定年退職者は他の定年退職者の毎日の過ごし方が気になる!!

ほとんどの定年退職者は、「毎日をどのように過ごしたら生活に充実感
を抱くことができるのだろうか」と戸惑っている。

また、そのため定年退職者が顔を合わすと、他人の毎日の過ごし方が
気になって、「毎日、君は何をしているのか」と尋ねる。
(『生涯学習しませんか』(久保喜邦)にこのように書かれている)


あなたは、どうでしょうか?
あなたのまわりの定年退職者は、どうでしょうか?

今の時代、定年後は余生ではありませんね。
20年~30年あるのですから。

いろんな企業では、定年退職前の社員向け(50歳~55歳くらい)に、
定年退職に向けてのセミナーや研修を実施するところもあります。

しかし残念ながら、多くは定年後のお金(年金や退職金等)のことや健康の
こと、再雇用のことが中心で、毎日をどのように過ごしたらいいのかについて
は何ら有効な話は無いようです。

健康やお金も重要ですが、毎日を充実して過ごすことも重要です。
1年や2年ではないのですから。


そして、今までの経験だけで生きてはいけないのです。

そのためには、新しいものの見方・考え方を身につけなくてはなりません。
それは、自らが自主的に手に入れていくものです。

そこには、定年退職者の定年後のキャリアを支援するキャリア支援者がいれば
定年退職者は相談しながら自分自身の定年後の過ごし方等についてアドバイス
を受けることも出来るでしょう。

定年基礎力の一つに、「キャリアデザイン力」があります。
不安を期待に変える力・先輩観察から学ぶ力・自立的キャリア形成力・
そして、夢実現力です。


他の定年退職者の毎日の過ごし方が気になるのは当たり前。
ですが、自らは定年退職前から「キャリアデザイン力」を身につけることで
充実した過ごし方をしたいものですね。

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定年退職前~定年退職後のプロセス?

定年退職前~定年退職後のプロセス?

社会学者のアチュリーは、退職のプロセスを6段階に分けて説明
しています。

①退職直前段階、②退職直後のハネムーン段階、③幻滅団塊
④再志向段階、⑤安定段階、⑥終結段階です。


サラリーマンは、①の退職直前においては、退職に関して様々な想いを
めぐらしたり、空想にふけったりする。次の②退職直後は退職前に想い
めぐらしていたことをやろうとしたり実行に移そうとして、まさに
ハネムーンのようにうきうきする幸福感に満ちた段階。

ところが、想いめぐらしたことをやろうとして、なかなか上手く出来ない。
やっと自由に好きなゴルフばかりしていても、何も満たされない等、③の
幻滅段階を迎えてしまう。

そして、あらためて定年退職とはを考え直す④の再志向段階に入る。
ここでうまく立ち直れば⑤の安定段階に移るが、失敗すると再び③の
幻滅段階に陥ってしまう。その後良いにつけ悪いにつけ定年退職後を
全うして⑥の終結段階を迎えることになるのです。

ここで何を言いたいかというと、退職直前ではなく退職を意識した
50代に入った頃から、定年退職への準備を始め、気持ちの切り替えや
パラレルに自分の人生を切り開くことで②の退職直後のハネムーン状態
を維持しさらに充実させて、ハネムーン状態を維持し続けることができる
のではないかということです。


定年退職に向けて定年後の人生を考えること。そして、行動に移せる
ことは、それが早ければ早いほど充実した定年後の人生を歩むことが
できるのだと思います。

そうした観点から、企業等で行われる「定年退職準備講座」(プログラム)
を、遅くとも50歳になったらすぐに取り入れるなどして、早い段階から
定年退職に向けた準備が必要だと思われます。


定年退職前から5つの「定年基礎力!」を身につけることで、
定年退職後の人生を、ハネムーン状態として持ち続けたいものです!


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定年退職後は“積極的余暇”を!

定年退職後は“積極的余暇”を!

一昔前に“余暇”というと「働いていない時間」「怠けている時間」など、
何か悪いことやサボっていることのように思われることが多かったような
気がします。特に現役サラリーマン時代はそうでしたね。
何かバツが悪いような。

でも、“余暇”があればいい・・どんなにかうれしいか・・と、現役サラリーマン
時代には忙しい仕事をしながらも追い求めたのが“余暇”でした。

定年退職してしまうと、今度は“余暇”だらけ。
ひところは「毎日が日曜日」とか「サンデー毎日」とかいわれたものです。

“余暇”が多すぎて、何かすることや仕事をしていないと・・・。
ここでも「働いていない・・・」「怠けている・・・」と現役時代と
同じように何か悪いことやサボっていることのように思ってしまいます。

サラリーマンの習性でしょうか?

それでは、“余暇”を「人生を豊かにする時間」「自由に積極的に活用すべき時間」
というような前向きに、人生をいきいきと過ごすために必要なことと考えてみては
いかがでしょうか?


余暇に意味を持たせるのです。
そのためには、余暇をどのような余暇にするかです。

定年退職後こそ“積極的余暇”を実現させる絶好のチャンスです!
では、“積極的余暇”ってどうすればいいのでしょうか?

疲れたゆっくりする、TV見ながら一日をのんびりした、孫の相手で楽しかった。
これらも立派な余暇の楽しみ方に変わりはありませんが、もう少し継続しながら
余暇が楽しめることや、余暇の幅が広がり積極的に楽しめるような余暇を考えて
見たいですね。

スポーツや運動をする、水泳・ランニングやウオーキングや街散策。
目的を持った旅行、目的を持った勉強や読書、目的を持った運動。
趣味や特技にまで発展させれそうな余暇。

私の知人の何人かは旧街道を休日ごとに歩いています。
街道の起点から終点まで。一つの街道を完歩すれば、次の街道へ。
達成感が次につながり、歩くことを通して次の楽しみ方を見つけているようです。

何も歩くことを薦めているわけではありませんが、積極的余暇を考える
ヒントにはなるのではないでしょうか?

ただの余暇から、“積極的余暇”へ!!
定年退職前後から考えることで、
定年後も良い過ごし方ができるのではないでしょうか!!

             (※参考『団塊世代の余暇革新』(瀬沼克彰2008))

※ご質問・ご意見等はこちらへ ⇒ runnermori@m6.cty-net.ne.jp

定年退職前後に興味や趣味を活かした居場所づくり?

定年退職前後に興味や趣味を活かした居場所づくり?

定年退職前後のあなた、会社以外に自分の興味や趣味に関して参加したり、
関わったり出来る場所を一つでも見つけておくと心強いですね。


では、居場所を具体的にはどうやって見つければいいのでしょうか??

身近なところでは、
・市町の広報誌です
・タウン情報誌等
これらを、隅からすみまで目を通してみましょう。


あるはあるは、趣味の集まり、募集コーナー、勉強会、イベント情報等々。
この中から、興味を持ったもの、自分の趣味に近いもの等を覗いてみましょう!


次に、友人たちの中で、自分の関心事に近い何かをやっている友人がいる
ようなら、その友人を頼って、一歩を踏み出すのもいいと思います。


すぐに行動を起こすことが重要ですね。

そして、行ってみて、何となく違うなとか、気が進まないようであれば
見送ればいいわけです。仕事ではないので、無理にイヤイヤ参加する必要は
何もありません。また、次の機会に別なことを探せばいいわけです。


あるいは、たまたまそこで知り合った人から、別の新たな居場所を教えて
もらうことにもなるかもしれません。

但し、ここで大切なことが二つあります。

それは、
・こうした地域の集まりや会は、会社(企業)組織ではないということです。
 ですから、会社(企業)組織的な目で見ないこと。つまり、地域人の一人
 が地域でどうして生きていけばいいのかという気持ちで見ることです。

・そして、新人である(新入社員である)という謙虚な気持ちがまず必要です。
 会社での地位や立場は持ちこまない。一新人として、みな平等の世界もある
 という認識に立つことだと思います。

何十年もサラリーマン生活を送っていると、会社での常識が世間でも常識だと
勘違いしてしまいます。会社での常識は世間での常識ではないということも
しっかりと認識しておきましょう。

「居場所を作り行動する力!」は、定年基礎力の一つです!!

定年退職後の人生を過ごしながら、老いを考えるとは?

定年退職後の人生を過ごしながら、老いを考えるとは?

『50歳までに「生き生きした老い」を準備する』(ジョージ・E・ヴァイラント)
の中でアメリカの著名な小説家がこのように話しています。

「驚いたことに、年を取るにつれて幸せになってくるように思える。アメリカでは、
若さが素晴らしく、老いは恐怖であるという説を無条件に受け入れているようだ。
しかし私は、仕事をして自分の欠点に対処し、結構うまく生きられるように
なるのに60年かかった。~(中略)~老いてからは、自分のすることを心得、
人を尊敬し、経済的にもかなり安定している。やさしい妻もいて、どうにも
ならないことには我慢できるようになった」と。

これは一人の作家の「老いの定義」かもしれませんが、老いは惨めなものか、
喜びに満ちたものかは老いのどの面を見るかで変わってきます。

別の意味では、死の最期の瞬間に、「楽しい人生だった!」と思えるのか、
「やり残したことが気にかかり、最期までじたばたする」のか。

いずれにして、人生何十年と生きてきて少なくとも「楽しい人生」と
思えないと、今まで何をして生きてきたのか、意味を問われかねないですね。


このことはよく考えてみることではないでしょうか。
だが、答えが見つかるかというと、そう簡単ではないはずです。

結局は、定年後の20年、30年をどのように満足のいくものにするのかは、
どうすればいいのかという課題に真剣に取り組むことができるかどうかが、
重要になってくるのだと思います。


そしてそれは、常に考えておくべき課題であり、現役からの引退時期、
すなわち定年退職時には何らかの答えを見いだしていることが重要に
なるのです。

5つの「定年基礎力!」が、何らかのヒントになれば幸いです!

自分なりに「老いの定義」を考えてみてはいかがでしょう?
それが、自分流の老いへの生き方、そして楽しみ方なのでしょうから!!


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定年退職者(中高年)こそ“今”を大切にする!

定年退職者(中高年)こそ“今”を大切にする!

ある本にこのような話がありました。

70歳過ぎの老人が趣味も楽しみも我慢して、一生懸命働いていました。
「そんなに働いて、お金を貯めてどうするのですか?」と聞かれ、
「将来のために貯金をするんだよ。将来不安だし、やりたいこともあるし、
今はやりたいことも全て我慢して働くのさ」と、答えたそうです。

どう思われますか?
人は誰でも将来が不安・・わかります・・・でも趣味も楽しみも我慢して。

これって、何でも先延ばしにするってことですね。
いいのでしょうか・・・・・?


70歳半ばとなり、自分の周りの友人たちも病気になったり、入院したり、
なかには亡くなる人も出てきます。

その頃になって、自分もこの先どうなるか分からないと、はじめて悟る。
それなら我慢して先延ばしにしてきた趣味や楽しみをそろそろやろうかと
思ったところで、運動やスポーツをやろうとしてももう体は動かない。


趣味や旅行や、外国を楽しもうと思っても、もうかってのように感動
したり楽しんだりするときめきの能力も気力も持ち合わせていない。
この時、どう考えるのか・・・。


これはしばしば真面目で、賢明で、堅実な人にありがちなことですね。
今までも仕事一筋、何でも楽しみを先延ばしにして仕事に打ち込んできた
人に多く見られるパターンではないでしょうか。

私なども一応高校三年生の時は楽しみも我慢して、先延ばしにして
受検勉強に励みました。これと、同じようなことですが、この時はまだ
若かったです。十分にあとから楽しみを取り戻せる年齢でした。

ところが、せつかくの趣味や楽しみなどを先延ばし先延ばしした揚句、
自分が消えてしまっては何のための人生だったのでしょうか?


先延ばしするのではなく、“今”を大切にする。
目の前にあることを、自分の心で素直に受け入れて、やりたいことを
いつやればいいのかを考えてみましょう。


“今”を大切にする!!
定年退職者の退職後の人生を考えるキーワードになるのではないでしょうか?

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定年退職前から“第二の生きがい“を見つけておく!

定年退職前から“第二の生きがい“を見つけておく!

P・Fドラッカーは15年ほど前の著書『明日を支配するもの』で、
「寿命が延びた現代において、個人は一つの組織に依存して同じ仕事を
続けるだけでなく、それとは別の第二のキャリアにも時間や労力の
一部を費やすことで新しい世界を切り開くべき」だと言っています。


当時(15年ほど前)は会社に所属して、会社の仕事以外に別のこと
をやったり何かの活動をする人はほとんどいない時代でした。

その頃から、定年退職前の人たちが定年後のことを考えた時に
大切なことを既に予測していたのでしょうか?
定年退職前に限らず、仕事をやりながら第二の生きがいを持つことを
言っていたのですね。

サラリーマンはずっと一つの組織(会社)にいると、社会の常識を世間の
常識と勘違いしてしまうことが良くあると言われます。

そこで社会の常識や別の常識に少しでも早く触れること、そしてその常識を
自分の組織(会社)へ持ち帰ることで自分の中に新たな発想や考え方を培う
ことができます。

さらに、いずれ定年退職を迎えれば組織(会社)の常識が通用しなくなる
ことは目に見えています。

そのためにも、早くから組織外のことにも目を向け組織外の常識を通して
第二の生きがいを見つけておくておくことが今の組織の中でも、また
その後の生き方にもプラスに働くことは間違いありません。


さらに、会社の倒産、リストラ、定年退職などの自分ではコントロール
できないイベントはいくつも想定されます。その時に組織外に第二の
生きがいを持っていることはある種の“特技”でもあるのです。


定年退職前から組織外(会社外)に第二の生きがいを見つけておくことが
これからの時代に自らを切り開く強い力となることでしょう!


この第二の生きがい、私の提唱する「定年基礎力!」に通じるものでもあります。

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中高年齢者は過去より明日のことを考えよう!

中高年齢者は過去より明日のことを考えよう!

あなたは過去の時代に戻りたいですか?
あの頃に戻りたいですか?
学生時代に、青春時代に戻りたいですか?
どうでしょうか?


先日、TVで懐メロ番組を観ていました。
私よりは10年以上も上の年齢になりますが、ロカビリー全盛時代の
トップスターであったミッキーカーチスさんが出演されていました。

人気スター当時の懐かしいTV映像など見ながら、
司会者が「あの頃に戻りたいですか?」というような質問をしました。

それに対して、ミッキーカーチスさんは、
「あの頃に戻りたいわけないだろう、過去に戻ってどうするんだよ。
明日だよ、未来を考えなくちゃ!」というような言葉で返しました。

 
 素晴らしい!スゴイ言葉だ!と思いました。
かってのトップスター、現在75歳のミッキーカーチスさんの言葉です。

どんなに栄光の時代でも、過去なんです。
それよりも、「明日」「未来」なんですね。


私の修士論文で、ある方にインタビューした時もこのような返答を聞きました。
私の、あの頃に戻りたいですか?という質問に対して。

「今の友人関係や人脈をそのまま持って戻れるのならいいけど、
そうじゃないのなら戻ってもしょうがない。今の仲間が大事だから!」と
言われました。


 どちらも、過去にこだわっていない。
 「明日!」「未来!」 そして、そして”「今!」”
 
中高年齢者、そして定年退職者への“キーワード”です!!

定年退職前後のキャリア発達課題“老老介護”

定年退職前後のキャリア発達課題“老老介護”

佐江衆一の小説に『黄落』という小説があります。
これは、約20年も前に老老介護を取り上げた小説です!
還暦目前の夫婦が92歳の父と87歳の母を介護します。

20年も前でありながら、介護に向かう家族の姿勢を描くのは、
まさに現代の老老介護の課題を投げかけた、意味を問うものです。
この小説では“老親介護”という表現が使われています。

定年退職前後の人たちには両親の介護の問題は避けて通れない現実です。

そして、定年後のキャリアを考える上でも、人によっては大きな問題であり。
場合によっては定年後に思い描く自分自身のキャリアデザイン(キャリアの
計画)に、変更を余儀なくさせることにもなります。


定年後に夢見た生活を時にはがまんしたり、遅らせたりする場合もでてきます。

子育てと違って、何年かかるか分からない。
介護は、先の読めない問題でもあります。

今や、中高年(定年退職前後)キャリアを考える上で
の重要なキャリア発達課題です。

20年前と介護を取り巻く環境や介護施設の状況は変化していますが、
それに関わる家族の心理的課題や心理状態は20年前と何も変わらない
のではないでしょうか?


老老介護に関する実務書を読もことも大切ですが、
小説からは実務書とは違った生の家族の心の声が届きます。
自分自身の心と対話しながら考えられます。


定年退職前後の重要なキャリアの発達課題について、早くから
考え準備していくことも大切です!

定年退職者は5歳~10歳若い!!

定年退職者は5歳~10歳若い!!

6月13日の読売新聞の記事にこんな元気になることが載っていました。

日本老年学会が、65歳以上の高齢者の身体、知的機能や健康状態について
分析結果を発表したそうです。それによると、

「現在の高齢者は10~20年前に比べて、5歳~10歳は若返っていると
想定される」ということです。


このことから、高齢者の健康状態は個人差が大きいですが、「高齢者が就労や
ボランティア活動などに参加できる社会を創ることが今後の高齢社会を活力
あるものにするために大切だ」との声明を出しました。というものです。

また、知能検査では「ほとんどの検査項目で60歳~70歳代の成績が向上し、
10年前の10歳程度若い人たちと同等」の成績だったそうです。


これは定年退職には朗報ですね。
なかでも、定年後もいきいき活動している定年退職者にとっては“わが意を得たり”
なのかもしれません。

人によっては、今の60代はかっての50代、70代は60代と、言う方もいます。

いずれにしても、かって自分が想像していた年齢よりも今の自分を“若く”
感じている人が多いのではないでしょうか?


65歳までの雇用延長も当たり前になってきました。
定年後も何らかの場でいきいき活動する人も増えてきました。

定年退職後に何をしていいのか分からないとか、何もすることがないでは、
もう許されない時代に入っています。


5歳~10歳若いと言っても、その先に20年~30年あるのですから、
何もすることがなければ・・・これはもう・・・どうしましょう?

定年退職前から、“定年基礎力”を身に付け、5歳~10歳若い自分を
今一度充実感のある、生きがいのある場で輝けるようにしたいものですね!!


『定年退職者に「ホステス」や「ホスト」が教えてくれること?』

『定年退職者に「ホステス」や「ホスト」が教えてくれる?』

一番人気のあるホステスさんやホストの方はどのような人でしょうか?
一番きれいな人?一番男前の人?・・・実はそうではないと言われています。

それは、「話をよく聞いてくれる人!」です。
すなわち、“聞き上手”な人ですね。
それにプラスして、「笑顔のいい人!」と言われています。


男女問わず、話が聞けて、笑顔がいい、・・・
これは、“相手の心を開かせる”力になります。


一方、今までサラリーマン社会でバリバリ仕事をして定年退職をした人は
この逆の方が多いうように思います。

「人の話しを聞かない」:特に管理職や上位役職経験者は上目線
「自分のことだけ喋る」:業績や実績をアピールすることこそ命だった
「笑顔はあまり見せず、難しい表情をしている」:深刻に考えるふりをみせる
どうでしょうか?

その結果、“相手の心を閉ざさせる”ことになってしまっています。

定年退職をして、サラリーマンを辞め、組織から離れたら地域ではタダの人。
地域の人たちと地域人として生きていく上では、地域の人たちと仲良く交わる
ことが最低限必要なことです。

そのためには、まずは“相手の心を開かせる人”にならなければなりません。
なにも、出世(山登り型キャリア)を目指す定年退職者になる必要はありません。


「話しをよく聞いてくれる人」・・・“聞き上手”な人を目指しましょう!
そして、「笑顔のいい人」を目指しましょう!


話が聞けて、笑顔がいいとなれば、地域の人たちとの交流もうまくいき、
きっと地域で生きていくことが楽しくなってくるように思います。

定年退職後の三つの出会いとは!

定年退職後の三つの出会いとは!

ある本に、人生をよりよいものにするために経験しておくべき事柄が
三つあると。

それは、「人との出会い」「本との出会い」「旅(非日常)との出会い」
だそうです。そして、これらの出会いはときには、薬以上に人を健康に
したり、元気にしたりする力がありますと。

素直に納得してしまいました!

私たちの年代では、今まで生きてきた中でも、この三つの出会いによって
自分の生き方や人生において影響を得た記憶は多くあると思います。
ある意味、だから今の自分があると言えるのかもしれません。

そうであれば、定年退職しても、まだまだこの三つの出会いを追い求めていく
限り、定年後のセカンドステージにおける第二の人生の場でもいろんな影響
を得たりすることがいくつも出てくるはずですね。

そしてこの三つの出会いは、いつでもどこでも誰でも出会いを求めれば
すぐに手に入る身近なことですね。


これから、どんな人に出会えるのか?
さっそく、思い当たる人に会いに行こう!


これから、どんな本に出会えるのか?
さっそく、本屋に行って探してみよう!


これから、どんな国や、どんな街に出会えるのか?
さっそく、自分が行きたい旅の計画をデザインしてみよう!


定年退職しても、セカンドステージにおいても、第二の人生においても、
まだまだ、やることがたくさんありそうですね!


じっとしておれないことに気づきますね!!

定年退職前後と、セカンドライフ(セカンドステージ)で後悔しないために!

定年退職前後と、セカンドライフ(セカンドステージ)で後悔しないために!

NHKのeテレ番組「幸福学」の白熱教室で、こんな話がありました。

オーストラリアのホスピスで働く看護師さんが、余命数週間の患者さんに
「人生でいちばん後悔していることは何ですか?」と問いかけたそうです。

答えの中から多かったものは、

① 「人の期待にこたえる人生ではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった」
現役サラリーマン時代には、人に認められたい、上司に目をかけてもらいたい等
自分を曲げてでも媚びへつらうこともあったかと思います。
でも、もう自由人です。正直に生きてもいいですね!

② 「あんなに働かなければよかった」
働き過ぎるな!ということですね。休暇を取って旅行にでも行け。
休みを取って静かに好きな本でも読め。もっと気楽に!ということのようです。
定年退職後こそ、ワーク(報酬有無にかかわらず)・ライフ・バランスを!ですね。

③ 「勇気を出して自分の気持ちを伝えればよかった」
本当の自分をさらけ出すことができなかったし、もっと人とのつながりを
積極的に持てばよかったと。遅くはありません、今からでも気持ちを伝えましょう。

④ 「友だちとつき合い続ければよかった」
いくつになっても、友達が大切なことは変わりませんね。
今年のクラス会も楽しみです!

⑤ 「自分が幸せになるのを許せばよかった」
もう自分の幸せを堂々と考える年代ですね。

皆さんはいかがでしょうか?
何を、思うでしょうか?

定年退職後、セカンドライフ(セカンドステージ)で、そして定年退職前でも、
意識して考えることや行動することで変わっていくのではないでしょうか?


「幸福学」は定年退職前後の人たちやセカンドライフ(セカンドステージ)に
おいては、特に大切なテーマだと思います!!

セカンドステージ(セカンドライフ)もチャレンジングに!

セカンドステージ(セカンドライフ)もチャレンジングに!

定年後(引退後)にセカンドステージ(セカンドライフ)も
チャレンジングに生きておられる二人の方を中日新聞記事から紹介します。

2015年2月17日の中日新聞の記事に、第二の人生として中部国際空港
の案内ボランティアを選び、10年間活動している住宅設備メーカ大手の
「INAX」(現LIXIL)で社長・会長を務め、地元の商工会議所の会頭
も歴任した伊奈輝三さん(現在77歳)が紹介されました。

空港会社が募集していたボランティアに手を上げたそうです。
ボランティア当初は、空港で鉢合わせした社員や懇意の財界人に驚かれた
そうです。そして、一個人として生きる証にあごひげもはやしました。

「もう肩書は必要ない、会社組織とは違って上下関係もない。いろんな
経歴や世代の人たちが同じ志のもとで活動する。居心地が良かった!」と
話されています。


2015年3月28日の中日新聞の記事には、名古屋にあるブラザー工業で
副社長、関連会社のブラザー販売の社長を歴任した安井信之(現在76歳)
さんが紹介されています。

安井さんはこの春、2年間の南山大学大学院ビジネス研究科修士課程を修了し
経営学修士(MBA)を取得しました。

平日は週4日、夜間に大学院に通い、リポート作成のためにパソコン教室に
も通ったそうです。卒業した今、「まだまだ新しいことにチャレンジしたい」
と話されています。


セカンドステージでは、現役時代とは全く関係ない分野で活動をされている
お二人ですね。

自分とは違うって?
そんなことはないと思います。
定年退職後は何をやってもいいのです。

もうあなたは、自由人なのですから!!

ボランティアと勉強(生涯学習)はセカンドステージにおいても
欠かせないものになるのではないでしょうか?

「仕事しかできなかったんだねぇ~」と言われないために!!

「仕事しかできなかったんだねぇ~」と言われないために!!

定年退職して、何もすることもなくブラブラしていればいるほど、
現役サラリーマン時代は、「仕事ができるねぇ~」っていわれていたことが、
ある時をさかいにして、「仕事しかできなかったんだねぇ~」と言われます。


サラリーマンは現役時代には、「仕事ができるねえ~」って言われることが、
仕事を頑張る動機付けにもなり、頑張ってこれたのです。

とても不可能だと思われていた営業目標を達成できた時。
何かの課題にチャレンジしてやり遂げた時。
チームで力を結集して成し遂げ、皆で喜びの美酒に酔った時。
いろいろありました。

人づてに「彼は仕事ができるねぇ~」って言われたことを聞いた時や
上司や経営幹部から同じようなことを直接言われた時は、思わず、
「ニヤ~」と、誇りに思い自信を持ったことです。

ところで、現役時代に「仕事ができるねぇ~」と言われ、自信を持って
定年退職して地域で自由人となったあなたは、
何をするのでしょうか?
何をしたいのでしょうか?
どんな趣味や楽しみや特技がありますか?

何もすることがなく、のんびりと・・・では、毎日は過ごせませんね。
それも、定年退職後の10年、20年、そして30年ものあいだを・・・。

定年退職後に、何もすること、やることが見つからず、趣味や楽しみもなく
日々モヤモヤとしたまま何もせずに時を過ごしていたら、あの人は、
「仕事しかできなかったんだねえ~」って言われてしまいかねません。


「仕事しかできなかったんだねえ~」って言われた時、
「いままでの、自分の人生は何だったのか?」と、すっかり
肩を落とすことになりますね。

「仕事ができるねぇ~」と言われていた人が、ある時(定年退職)から、
「仕事しかできなかったんだねぇ~」と、言われないためにも、
定年退職してからではなく、現役時代から定年退職後にやることや、
やれることを見つけておくことが、とても大切になりますね。


定年退職後に、「仕事しかできなかったんだねぇ~」と言われないためにも、
あなたは何を準備しますか?


あなたの人生です、しっかりと考え、準備したいものですね!!

定年退職者OB会取りまとめ窓口担当者の話し??

定年退職者OB会取りまとめ窓口担当者の話し??

あるひとが、現役時代に定年退職者のOB会の取りまとめの窓口を
長く担当していたそうです。そして、多くの定年退職者がOB会に
参加してくる姿や言動などをいろんな角度から観察していたそうです。

年に1回あるOB会でいろんなOBを目の当たりにして思ったことは、
現役時代威張っていた人(地位も仕事の上でも)が意外と元気がなく、
逆に現役時代にあまりパッとしなかった人(地位も仕事ぶりも)が、
活発で元気があると、話をしてくれました。

これは、一つの見方であって、必ずしも皆さんがそうであることは
ないと思います。一方で、そのように見えなくもないことも事実の
ようです。

そのことを彼は、「定年後にいきいきと生きていくための能力やスキルは、
会社で仕事をしていた時に発揮されていた会社時代の能力やスキルとは
全く異なる能力とスキルなのですね」と、話してくれました。


ここでも、定年退職者は今までの会社時代に発揮されていた能力やスキルから、
定年後に地域で生きていくために必要な能力やスキルを新たに身につけたり、
転換をしていかないと、定年後に地域で元気よく生きていくことができない
のかもしれません。

このOB会窓口担当は、自分が多くの定年退職者の人たちをOB会で見てきた
ことを自らの定年後のキャリア現場学習として捉え、「自分なら、どう生きるか」
の多くのヒントが得られたと話してくれました。


そうして、彼は現役時代から定年後の生き方を早くから意識し考え、必要な行動
を起こした結果、自らが定年退職となったあとは地域でいきいき活動しています。

定年退職者のOB会の窓口を担当させてもらって「役得だった!」そうです!

定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」。
あなたの「定年基礎力」を考え、そして見つけて下さい!!

会社の定年退職者OB会では?

会社の定年退職者OB会では?

会社では、人事部主催などで定年退職者のOB会が行われます。
年に1回のOB会を楽しみにしている退職者は多くいます。

長年勤めた会社の仲間と再会できる。
最新の会社の情報が気になる。
特に会社の人事情報等は最大の話題になる。
そのようなことを期待して、参加するのではないでしょうか?

定年退職者のOB会には、現役時代の序列や役職がそのまま持ち込まれる
場合がほとんどです。現役時代に高い地位や役職にいた人ほど居心地が良い
のがこの定年退職者のOB会です。


家庭や地域では何もすることがなく元気もないにもかかわらず、OB会になると
人一倍元気になる人もいます。

ある面、いつまでも会社離れができないということも言えるでしょう。

財閥系の大手企業や大手銀行・商社などは「○○倶楽部」とか「○○会館」
とかの現役もOBも利用できるサロンや会食ができる施設を持っています。
これらの施設にしょっちゅう集まってはOB談義にふけるOBの人たちも、
会社離れがなかなかできない人たちであるように思います。

一方で、定年後は地域の活動したり、趣味のサークル活動に忙しいOBの
人たちは、会社主催のOB会に行くよりも、あるいはOBが集まる施設に
行くよりは、地域活動や趣味の活動が楽しくて、会社のOB会やサロンには
あまり顔を出さないとも聞きます。


今現在の、地域の活動や趣味のサークルの集まりのほうが楽しいからですね。

この人たちは、すっかり会社離れが出来て地域に溶け込んでいるように思います。
そして、現役時代の序列や地位や役職とは全く関係ない元気さと、自由闊達な
雰囲気を持っています。会社離れができている人たちですね。


どちらが良いのか、悪いのか、ということではありません。

定年退職後の自身のアイデンティティを、会社に置いたままにしているのか。
それとも、定年退職後の自由人として、地域人としての自身にアイデンティティ
を置いているのかということです。

言い換えれば、会社離れが出来ているのか、出来ていないのかということですね。

少なくと、定年退職後は地域に何らかの居場所を見つけ、地域人として
生きていこうと思うのであれば、一日も早く会社離れをすることこそが、
地域でいきいき過ごすための近道になるのではないでしょうか?

あなたは、どちらですか?
良く考えてみて下さい。

あなたが描くセカンドステージは、どのようなものにしたいのですか??
プロフィール

森 俊昭

Author:森 俊昭
1952年生まれ
南山大学卒業、協和銀行(現りそな銀行)を経て第二電電(現KDDI)へ転職、2013年6月定年退職。

資格:TCCマスターキャリア・カウンセラー、産業カウンセラー
定年キャリア・アドバイザー

法政大学大学院経営学研究科キャリアデザイン学専攻2012年3月修了(経営学修士=MBA)宮城まり子ゼミ。

定年退職前後の働く人たちのキャリア支援が専門。
(定年後の20年~30年をいきいきと活動し、生きるためには、定年退職前の現役時代から身につける能力・スキルとして「定年基礎力!」が必要。定年前後の働く人たちのキャリアを支援していきます!)

修士論文は、『定年後も地域でいきいき活動するための「定年基礎力」とは何か~キャリアと生涯発達の視点から~』

引き続き、定年退職前後の働く人たちのキャリア発達・生涯発達について研究中。



<活動>
・岐阜コミュニティ創造大学(市民大学)専任講師
・団塊世代の会大垣副代表
・NPO市民社会研究所
・「女(JOB)ブ活!」子育て中女性再就職支援スタッフ
・NPOキャリアデザインフォーラム
・キャリカン(看護師キャリア勉強会)

<学会>
日本産業カウンセリング学会
日本キャリアデザイン学会

<趣味>
ランニングと散策、そして古いお寺巡りです!

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